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マスク着用が義務化されたお陰

オッス!ワシ「健斗」っちゅんだけど...。




今回は、マスク着用が義務化されたお陰で気が付けたことを話す。




マスクを付け始めてから悩んだ人って、本当にたくさんいると想う。




SNSとかyoutubeでも、ニキビ跡が残ってトラウマになった人の話とか。




お肌が荒れたからこそ、いつも以上に気を遣って、数ヶ月で整えた人もいたり。




顔のパーツにコンプレックスがあって、マスクをしたことで、更に気にする様になったり。




状況は色々。




自分も悩んでたうちの1人で、気にしなきゃいい話なんだけど、どうしても気になってしまって、色々と支障が出たのが苦しかった。




ただ、経験できたことには感謝してる。




そんな苦しかった時の状況だったり、気持ちを共有していく。

マスクを付け始めてから顔中にニキビができた

人前でマスクを外したくなかった1つ目の訳が、マスクを付け始めてから顔中にニキビができたから。




コロナ禍に転職して、コールセンターの派遣社員になる。




コールセンターにもルールがあって、外せるのは、飲み物を飲む時と、お昼休憩にご飯を食べる時くらい。




隣の席の人とは、透明なアクリル板で遮られて、できるだけ会話も控えないと注意される。




休憩時間を除いて約7時間、ずっと座って電話応対。




電話がたくさん鳴る繁忙期もあれば、全然鳴らないまま1日が終わる時もある。




正直、我慢大会。




黙って座ってられない人もしんどいけど、そんじゃない人もしんどい。




おまけにマスクも中々外せないから、吸って吐いての繰り返しで、顔が赤くなってくる。




頭がボーッとしながらも、なんとか耐え切ってみんな一目散に帰宅。




週5日この繰り返し。




日を重ねる毎に、乾燥肌が酷くなってきて、身体が一生懸命脂を出す。




結果、ニキビがポツポツと増えてくる。




毎日鏡をみるのがイヤだった。




寝る前はパック、化粧水、乳液、美容液、クリームなどなどしてる。




出かける前も、日焼け止めクリームを塗る。




それでも、約7時間の呼吸による乾燥を止められない。




これならやっても意味がないじゃん、って想いつつも、やらないともっと悪化するかもしれないから、やめる訳にはいかない。




少しずつ増えていくニキビを、周りの人達にみられないか、必要以上に気にする様になった。




飲み物を飲む時も、お昼ご飯を食べる時も、ニキビをみられたくない。




同僚が目を逸らしてるタイミングで、サッと水を飲んだり。




休憩室以外の場所で、ごはんを食べる様にしたり。




マスクを付けたまま、下から飲み口を通して飲めるタイプの水筒にしたり。




色々と工夫してやり過ごす。




職場では当然、外してはいけないけど、外す事自体が怖くてたまらなかった。




着用が義務化された時は、まだ転職前で「はやくマスク外せないかなあ...。」って想ってたのに...。




働く期間が長くなるほど、仲良くなる人達が増えてきて「"一緒にご飯食べに行かない?"」とか「"今度、飲みに行こうよ!!"」なんて誘いを受ける。




そんな時は決まって、予定が入ってる事を伝えたり、お酒を飲むと勢いで散財しちゃう事を伝えて、断る様にしてた。




本当は行きたい誘いもたくさんあって、残念でならなかった。




でも、ニキビ面をみられるよりはまだマシ。




有難いことに、同級生の結婚式に呼ばれることもたくさんあった。




おめでとうの気持ちがあるからこそ、これはさすがに断れない。




挙式はまだいいとして、披露宴で外すしかなかった。




たくさんの人がいる中、中々食べられないご馳走がたくさんあったけど、みられてることが気になって味が全然入ってこない。




相手だってちょっとビックリしてるはず。




でも、気を遣ってそのことを言わない様にしてくれてる。




それを察してまたつらくなった。




ただ、せっかくの結婚式だし、同級生にも会えたことをもっと喜ばなくてどうする。




そんな気持ちから、全力で気にしてないフリをして取り繕う。




正直、気にし過ぎなところはある。




けど、やっぱり周りの人達は、みんな肌が綺麗だから余計浮いてみえた。

マスクをとってもイケメンだって勝手に想像されてた

人前でマスクを外したくなかった2つ目の訳が、マスクをとってもイケメンだって勝手に想像されてたから。




コールセンターの派遣社員をし始めたのが、マスクの着用が義務化されて、1年たった辺りから。




3年間働いてやめたんだけど、その期間に周りの人からよく「"モデルさんみたいですね!!"」とか「"イケメン!!"」って言われてた。




仕事をするとなっても、よく目をかけてもらえたし、好意を寄せてくれる人もいる。




相手が受け入れてくれてる実感があるから、ちょっとした会話もなんだかいつもよりたのしい。




女性同士で盛り上がってる様な光景も目にして、一体自分はどうみられてるんだろう?なんて不思議だった。




おそらく想像してたのしんでたんじゃないかと想う。




10個20個上のお姉様方からは、お菓子をもらったり、よく声をかけてもらったり、息子みたいに関わってくれたり...。




チヤホヤしてもらえることは有り難かった。




ただ、そうなればなるほど、マスクを外した時にどんな反応をされるのか気になって、有難いのに素直に喜べない自分もいる。




期待値が高い分、そうじゃなかった時の反動も大きくなりやすい。




もし、イケメンじゃないことが分かったら、これまでは仲が良かったけど、急に態度が冷たくなるんじゃないか?




そんな恐怖心で、ふとしたタイミングでマスクが外れないかばかり気にする。




電話をとるオペレーターの時期は、まだよかったけど、管理者を任されてからは、余計気にする様になった。




派遣会社の退職直前に勤めてた職場が、人員整理の関係で、辞めることが決まった時期。




ちょうど年末だったのもあって、忘年会の誘いを受ける。




その時たまたま、飛行機で実家に帰る予定を先に入れてたから断ることに。




最後だし、本当は参加したかったけど、大人数にみられなくて済んだ、なんてホッとする自分もいた。




マスク詐欺なんて言葉も聞く様に、顔のほとんどがマスクで隠せてしまうからこそ、何割増しかでお顔が整ってる様にみえがち。




綺麗なパーツのお顔なら、なんの心配もいらない。




むしろ、マスクがそのよさを邪魔してるとも言える。




自分が1番気にしてるのは、団子鼻。




気にする様になったのは、仲良くなった同僚の一言。




「"想ったより鼻低かった...。"」って聞こえるか聞こえないかの小さい声で、笑いながら言われたこと。




それ以降、特に気にしてしまう自分がいる。




気にしなければいい話。




それに、団子鼻のお陰で可愛らしい笑顔にもなる。




いいところではあるんだけど、そういう風に直接言われると、気にしちゃうのは当たり前。




正直、鼻の整形も考えた。




鼻を高くして、小鼻を小さくすればイケメンにはなれると想う。




2つの施術を100万円でしてくれるところもある。




でも、イケメンになった代わりに、自分のチャームポイントの笑顔がなくなるかもしれない。




それは困る。




それに、親からもらった身体の形を変えるっていうのもなんか気になる。




与えられたもので、強く生きる方を自分は選びたい気持ちもある。




とは言え、そんな気持ちもそのうち変わるかもしれない。




ずっと悩んでて、鼻だけ整形してる人はいるし、理想の顔になりたくてあちこちしてる人もいた。




ただ、生活に支障が出るほど悩んでる訳でもないし、イケメンだけが全てでもない。




年齢を重ねるほど、見た目よりも中身に重心が向く。




見た目が重視されやすいのは若い頃。




結局人が1番みるのは、どんな想いで暮らしてるのかってところ。




見た目は、形が整ってることよりも、健康的であることの方が大事だと想う。




イケメン美女が優遇されるのは、遺伝子の都合上仕方ない。




特徴的な顔をしてる分、他の部分を磨いていけばいい。




もっと自信を持たないといけないと想って、あるものを数えてみた。




肩幅は広くてガッチリしてるし、身長も181センチある。




体幹自重トレーニングも2021.1.1から、風邪を引いたり特別な事情がある時を除いて、毎日やってるから、筋肉の乗りもいい。




字も綺麗だし、眼光も鋭い。




キング牛丼を食べられるくらい、ご飯もいっぱい食べられる。




無邪気で甘えることだってできる。




なんでそんなに人に優しいのって、言われることも数え切れないくらいあった。




工夫できるところなんていくらでもある。




時間をかけて色々考えた結果、しばらくはしないことに決めた。

まとめ

ここまでみてくれてありがとう!




人前でマスクを外したくなかった訳を2つ話してきたけど、結論、気にし過ぎだし、肌を整えればいいだけの話。




当時の自分も、あまりにも思い詰め過ぎて、人と関わることに支障が出るほど。




ただ、これだけのつらい想いにかき乱されたからこそ、肌を整えようと想えたからいい出来事。




もし、これがなかったら、だらしない生活をいつまでも繰り返してたかもしれない。




顔中ニキビになったことと、団子鼻のお陰で体験できたことに感謝。




この話が、何かの気付きに繋がったり、じりつを促す転機になると嬉しい。




バイバイ!みんな...。

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