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実は...心が傷付くことはない

おっす!わし、健斗っちゅんだげど...。

よく他人からなにかされて「"傷付いた!”」って感傷的になる人がいる。

・ 妬まれたり陰口を言われてシュンってなった時
・感情的な言葉をぶつけられた衝撃で悲しくなった時
・仕事で頑張って積み上げた割に評価されない時

こういう感じで影響を受けてつらいよ〜...ってなるのは間違いない。

だけど、傷付いてないじゃん!って想う。

今回は、なんで「傷付いた!"」って言うのか?
周りから影響を受けた時に気を付けておくことを話していく。

この捉え方をしようがしまいがどっちでもよくて、あくまで捉え方の選択肢として手札にいれてほしい。

ダイヤモンドは砕けぬ

まず「“傷付いた!”」のニュアンスなんだけど、「心」が傷付いたっていうことを言いたいんだと想う。

このフレーズが共通認識としてある気がする。
心ってかなりフワッとしてて分かりにくいよね。

なんのこと言ってるのって言うと、期待してること。

「"こうなってほしい...ああなってほしい...。”」みたいにみんな多かれ少なかれ理想像がある。

・会社員をしてたら給料が上がってほしくなる
・女性側としては男性に男らしく引っ張っていってほしい
・なんとなく結婚は30歳までにはしておきたい

こんな具合に頭の中で期待してることがあって、その通りにならなかった時のショックを受けてる。

要は、穏やかだった感情の起伏が荒くなってるだけで、なにをされたとしても心は傷付いてなんかないってこと。

期待外れのインパクト

これって結構なギャンブルを自分から仕掛けてるのと同じ。

期待値の高さも人によって結構マチマチなはず...。

パチンコで1000円かけて当たることを期待する人もいれば、2.30000円かけて当たればいいやって想ってる人もいる。

期待値が高ければ高いほど感情の起伏は荒くなるから、期待値は出来るだけ低いに越したことはないのが正直なところ。

特に、身体が疲れてる時とか精神的に追い詰められると自然と高くなる。

・借金の返済をしながら生活費も払ってカツカツな時
・ 30歳過ぎてまだ恋人すらみつかってないって焦ってる時
・仕事をし始めて数年経った割にこなせてない感がある時

そんな状況で追い込まれてるからどうにもならなくて、他人とか環境とか神頼みしてこうなってよ!って願う。

でも、いつまで待っても叶わないし段々疲れてくる。

自分が仕掛けた期待っていうギャンブルにふりまわされる。

この状態のままいるのがつらいからはやく解放されたくて、「“傷付いた!”」ってことにしたり被害者に回ってやり過ごそうとする。

相手に同情を買うことで荒くなった起伏を穏やかにしようとしてる。

それだけ期待するってことはそうならなかった時に、元を取るための体力と気力がえげつないくらいかかるってこと。

期待をどこに向けるか

さっきも少し触れたけど、期待値が低い方がいいに決まってる。

よく「“期待するな!”」って圧をかける人がいるけど、そんなんで出来るなら誰も困ってなんかいないって話。

ただ、期待ゼロでいけるっていう状況は確かにちょこちょこある。

・チームメンバーが戦力にならなくて頼れるのが自分しかいない時
・学校の登校時間を過ぎてから目が覚めて叱られるのを覚悟した時
・転職した職場の雰囲気をみて違ったってなんとなく悟った時

むしろこういう状況の時の方が期待値が低い分例えば、チロルチョコを貰ったとか意外と叱られなかったりすると、なんかラッキーって想えたりするから結構理想的ではある。

でも、無意識に期待は湧いてくるもんだから止めようがない。

ほとんどの人が他人だったり環境に対して期待に応えてもらいたがる。

自分でどうにかしようとしないで鼻っから相手ありき。

だから当然、相手のせいにするし被害者にだってなる。

こうして責任転化したり機嫌をとってもらおうとするのは構わないけど、なにかに期待してる人がほとんどの中で誰も叶えてなんかくれない。

というかそんな人がいたらただただ都合のいい人だし、本人の生き延びていく力がつかないからなんの意味もない。

結論、自分が期待したことに自分で応えるようとする。

これしか満足できるやり方ってないと想うんだよな...。

そうすれば多少感情にふりまわされることもあるけど、積み上げてるからこその自分への信頼感が増すのもあって、期待外れのショックよりも、どうしたら?って意識が切り替わりやすい。

ただ、期待に応えるっていうのは時間も労力もかかる。

面倒くさいのは間違いないからそうなっちゃう気持ちも分かる。

どうせつらいんだから黙って目の前のことやろって想いがちだし、周りからそんなのやめときって足止めされちゃったり、話がこじれて面倒毎が増えるのもやっかい。

だから、なにかに期待したりやり過ごすのは構わないけど、期待を向ける先でえらい違いが出ることは念頭におかないといけない。

リアクションを斬新に

そういう事情は考慮した上で自分ですぐにできることもある。

なにかって言うと、リアクションの取り方を意図的に変えること。

みんな見聞きしたこととか言葉の意味に囚われすぎてるからつらい。

手札が1枚しかなかったらリアクションの取り方もそこに依存する。

いかに固定観念に支配されてるかってもっと自覚しないといけない。

例えば、妬まれたり陰口を言われたらショックを受けるとこ、分かっていながらもあえて褒め言葉の様に喜んでみるとか。

そもそもなにに対して妬んだり陰口を言われてるのか確認して、「勉強とか仕事ができること」に対して言ってるとする。

え!?ってことはできることに対して認められてるって訳だから、落ち込む前にガッポーズした方がいいじゃん!って前向きに考えたり。

そのことを素直に言えないツンデレ君ツンデレちゃんなんだなって、まるで母親が我が子をあやす様に許してあげるっていうこともできる。

他にも、会社の同僚にお局たんとかご老中がいて手を焼いてるなら、その人のふるまいの仕方をポケモン図鑑を埋める様にまとめていく。

ゲンガー...なになにポケモン...ホウエン地方に生息し夜に活動し始める。

みたいな感じでその人のとる行動を逐一メモして生態系の確認。

こうやってたのしみながらその人を知ることで、こうきたからこう反応するだろうな?って予測を立てられる。

そのお陰で被ダメィジを喰らうことも少なくなるし、別のリアクションをとってきたらこういうパターンもあるのか!?

っていう感じでよりまとまってくるから結構いい対策だと想う。

こういう話をするのも、普段からいかに固定観念に囚われてるか、知ってほしいしたのしむことはできるのを伝えたいから。

なにかに期待して応えてもらいたいっていうのは、応えてもらえなかった時にめちゃめちゃ疲れちゃう。

だから、できる範囲で自分の期待に自分で応えようとしたり、リアクションの取り方をあえて斬新にするとか、起きた出来事に対して深掘りしてこういう視方もあるよな!

みたいな感じでつらいからこそたのしもうとする姿勢が必要。

世の中にはまともに会話ができない人がたくさんいるからこそ、しなやかに交わしていくくらいのスタンスが本当に大事。

わざわざ傷付かなくてもたのしむ選択はできる様になる。

まとめ

ここまでみてくれてありがとう!

今回は、なんで「"傷付いた!”」って言うのか?

周りから影響を受けた時に気を付けておくことを話してきた。

この話が「じりつ」を促す転機になると嬉し。

バイバイ!みんな...。

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