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日経平均は反発、節目回復で上昇に弾み 先物主導で見直し買いも

日経225

日経平均株価 日経225

日経平均株価 39,069.68円 0.73% 
売買高(株)  1,556,537,500株
売買代金 41510億
値上がり 183
値下がり 40
変わらず 2
NT倍率 14.11
ドル円 155.751

信用買残 
5月10日 46922億 +135億
5月2日 46786億 -494億
4月26日 47281億 -1314億
4月19日 48596億 +2701億
4月12日 45929億 +218億
4月5日  45710億 +2689億

投資主体別(海外)
5月10日 +2636億
5月2日 +1745億
4月26日 +2159億
4月19日 -5924億
4月12日 +595,5億
4月5日 +1,1821億

値上がり業種値下がり業種

東京株式市場で日経平均は、前営業日比282円30銭高の3万9069円68銭と反発して取引を終えた。心理的節目3万9000円を約1カ月ぶりに回復したことで上昇に弾みがつき、一時600円超高に上昇した。欧米株高からの出遅れが意識され、先物主導の見直し買いが強まったとみられる。

朝方の日経平均は25円安と小幅に続落して寄り付いたが、短時間でプラス圏に浮上。海外勢が中心と見られる先物の買いが指数を押し上げ、節目の3万9000円を上回ると、上昇に勢いがついた。一時649円高の3万9437円16銭に上値を伸ばした。

市場では「欧米株に対する出遅れ感から見直しが進んだのだろう」(水戸証券の酒井一シニアファンドマネージャー)との見方があった。日経平均のPER(株価収益率)は前週末時点で16.5倍程度と一時期の17倍台半ばに比べて割高感がやや緩和していた。

もっとも商いは膨らんでおらず、相場全体としては22日に予定される「米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算待ち」(水戸証券の酒井氏)との受け止めが多かった。中小型株に物色が広がった一方、指数寄与度の大きい半導体関連株はまちまちだった。
TOPIXは0.82%高の2768.04ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.81%高の1424.68ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆1510億3900万円だった。東証33業種では、値上がりは石油・石炭製品や鉱業、非鉄金属など31業種で、値下がりはその他製品と情報・通信の2業種だった。

自社株買いが好感された信越化学工業(4063.T), opens new tabが大幅高だったほか、みずほフィナンシャルグループ(8411.T), opens new tabや住友金属鉱山(5713.T), opens new tabは年初来高値を更新した。一方、エヌビディア決算を控える中でソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabは軟調。エーザイ(4523.T), opens new tabは弱かった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.5%高の642.45ポイントと反発した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1142銘柄(69%)、値下がりは463銘柄(28%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。

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