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米ISM非製造業指数、予想外の縮小圏-業況が4年ぶり低水準
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米供給管理協会(ISM)が発表した4月の非製造業総合景況指数は、市場の予想外に活動縮小を示した。縮小圏に沈むのは2022年以来。業況指数が4年ぶりの水準に落ち込み、仕入れ価格指数は上昇した。
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業況指数は6.5ポイント低下して50.9。これは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に関連した事業活動閉鎖で経済が混乱していた20年5月以来の低水準。
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業況指数は前月までの数カ月にわたって着実に上昇していた。今後数カ月に弱めの数字が続くようであれば、経済成長の減速が広がっていることを巡り懸念が強まる可能性がある。サービスセクターは米経済の最大部分を占めるためだ。
ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は発表文で「ビジネス全般が総じて減速しつつあると調査の回答者は指摘した。ただ、企業や業種によって程度は異なっている」と指摘。「大半の回答者はインフレと地政学問題が引き続き懸念事項だと述べた」と付け加えた。
4月は12業種が活動拡大を報告。特に宿泊・飲食サービスの伸びが目立った。一方、6業種は活動の縮小を示唆した。
雇用指数は3カ月連続で縮小圏にとどまった。この日、先に発表された4月の雇用統計では雇用者数の伸びが6カ月ぶりの低い伸びとなった。
米雇用者数、6カ月ぶりの小幅な伸び-失業率は予想外に上昇 (3)
仕入れ価格指数は59.2と、3カ月ぶりの水準に上昇。ISM製造業の仕入れ価格指数も22年6月以来の高水準となっていた。
ISM非製造業の新規受注は2カ月連続で低下し、22年12月以来の低水準となった。
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