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奇跡の仙台ベスト16!ざわついた謎デッキ、オボロGS解説!

どうも、初のnoteにてんやわんやしながらまとめてるヤマタノヒドラ愛好家ケンスケです。

今回はわたくし初の大型イベント予選抜けをしたのでそちらのデッキの解説をしたいと思います。

今回、仙台CSで使用したデッキはズバリ


相棒武者オボロの紫グッドスタッフです!

思った以上に強くて自分でも笑った

今回はこのデッキのデッキ選択理由と採用カード解説、ポイントと対面相性などについてまとめていきたいと思います。
今回、途中まで無料公開としていますが、途中から有料記事とさせていただきます。デッキに興味を持っていただきましたら、是非とも有料の方もお読みいただければ幸いです。


デッキ選択理由

今回、大型大会として出るにあたり、母数の多いデッキを考えた中、やはり、獄契約と蒼契約の最強の二強があると考えました。この2つのデッキの特徴として、基本的には相手の足場に触れるカードが少ない特徴があります。なのである程度足場を固めて動ければマウントが取れるとは言わないものの、ある程度の抵抗が双方にできるんじゃないかと考えました。
そんな中で、足場ネクサスを豊富に使えて、自分が回しやすいデッキって何かなと考え出した際、1番に自分の頭の中に浮かんできたのが「夜族」でした。ただ、蒼契約に多少の有利があったとしても獄契約に対して、ある程度メタ要素を増やす必要があるのと、コントロール系の夜族が得意なタイプであったために、ダブルエリミネートかつ、タイムアップ両者敗北のルールがあったため、時間をかけすぎてしまう可能性があり、夜族を使うに使えなかった状況になりました。ですがここでまず、紫の足場を1ドローネクサスで早急に準備を整えて殴りに行くという基軸ができました。
そこから構築を進めていくにあたり、足場を十分に活用できる構成を考えた際に、最終的な勝ち筋が「後攻1ターン、もしくは先行2ターン目で一点取って残りをパワカの押し切りで行けるんじゃないか」になりました。そこで上がってきた最強リーサルパーツ2種が

今や一枚9,000円の筋肉
最強の紫フィニッシャー

この2種類になりました。この2種で無理矢理壁を消してから2点×2をかます構築にすることでこのデッキの基本プランが完成しました。

採用カードピックアップ

ここからはいくつかの個人的なポイントととなるカードをまとめていきます。

  1. ナスカ・ドーパント[2]

このカードを採用した理由として、まず、アントラーウミウシの消滅と獄契約相手に対しての攻撃の持続化、キャスゴの後攻1ターン目のオーバースター対策、そしてブラストモードのチェンジ先追加要因です。
このカード最大の特徴はやはり相手に対してのメタ効果の多さにあると思います。メインステップでのコアブに反応して、最大4盤面処理が可能かつ、相手のコアをしばれる効果は最序盤で開ければかなり強力に刺さります。横並びを狙う秘契約のような多面デッキにも大いに刺さる場面も多く使いやすいバーストです。
また、獄契約対面での攻撃の持続化に関してですが、このコアブに反応する発動はステップ指定がなく、あくまでボイド送りの追加効果がメインステップでのみの発動に限定しているので、相手のヌーヴェルバーグによって盤面を止められたとしてもそのコアブに反応して発動し、そのままフラッシュが帰ってくるため、ブラストモードのチェンジ先を枯らさないプレイングを行うことができます。
正直ビランバでも似たような動きができないことはありません。しかし、最近でのスピッツァーの採用率の減少と零障をノーコスト召喚ゆえに踏んでしまうリスク、仮にチェンジしなくとも確実な打点になり、ハンデスもあることで相手に圧力をかけられるナスカに今回は軍配があがり,こちらが採用になりました。
しかし、1打点確実に持っていく性能はあるもののそれ止まりで確実にリーサルを持っていけるカードではなく、構築するに当たってリーサルを持っていけるカードの枚数を増やした方が立ち回りやすく、速度に乗りやすいと考え、今回は1枚のみの採用になりました。

2,戦鬼ムルシエラ

人によっては懐かしさを覚えるカードになります。今回の仙台CS、トップクラスに活躍したのがこちらのムルシエラでした。
このカードが採用された理由は、獄契約対面でのヴァントゥースの大量展開への対策と、単純な即時打点のためです。
獄契約はヌーヴェルやヴァントゥース、バーゴイルなどによってコアブはかなりあるものの、ヴァントゥースのコストはフル軽減しても4、最速で投げる、しかもほぼ事前情報がない対面においてあまりコアを残すということがあまりありません。さらに、このデッキは基本ネクサス以外のスピリット、アルティメットを残させないように立ち回ることが多いため、軽減させずに相手に展開を要求するような場面が多いです。なので、最速で横並びでリーサルを取りに来る場合、コアを分配する関係上、4コア以上乗ることってあまり見ることがありません。そこでスピリット、アルティメット関係なしに横に並んだ生き物を問答無用で3コストのかなり良いコスパで打てるムルシエラがかなり活躍できます。アタックされるたびにコアシュできる紫の世界とも相性がいいためそこもかなりのポイント。
また、アクセルで使った後も最低1コストで出てくる2点アタッカーに早替わりする上コストも高いゆえにブラストモードのチェンジ先になり、状況次第ではチェンジで使い回すことにより相手をコントロールすることもできます。
今回は獄契約中心でしたので3枚積んでもいいとは思いましたが、蒼契約に対しての刺さりがかなり限定されるのを鑑みて今回は2枚までに収まりました。

3,破壊龍皇ジークフリード・ルドラ

正直出るまでずっと検討してた1枚だったけど意外と役だったやつ
こちらもやはり横並びするような山に対して強く出ることができるのがポイント。紫特有のフィールドを離れる時系の効果に対しての数少ない対抗策になるので入れておいて良かったと思いました。
同じ3コア全滅でもムルシエラと違った活躍の仕方をしてくれるのでかなり当日は強かったです。
でも、煌臨に依存する上に微妙なコスト配分であるのが少々ネックになってくるのでそこを加味してピン刺しになりました。

4,天冥銃アーミラリー・スフィア

個人的なこのデッキにおいての最推しポイントなんじゃと思うレベルのカード。
消滅・破壊後のそれなりに開きやすいバースト条件かつ、スピリットには触らないもののシュートとドローを兼ね備えているため、カウンター、追撃両方にも活用可能なため利便性が高い。
また、流行ではない視覚外のカードゆえに対策されにくく、ブレイヴのためシャックのバースト阻害に引っかからず、ノーケアの状態でガブルシャックの破壊を使わせて踏ませて消滅させられ、そのまま煌臨のカウンターに繋がることもできます。ブレイヴでもあるため幻魔神ついたガブルシャックを返せるのも魅力。
6コストのため、クローズエボルなどの多数のリーサルカードたちの足場にもなり、紫一色のため、ブラストモードのチェンジの邪魔をしないのも最大のポイント。素のコストも6コスト3軽減と比較的に出しやすいコスト配分のため、素出しからのブレイヴで3点無理矢理作ることも可能で、除去された上にさらに煌臨して打点を減らさずに動け、場合によっては減らしたはずの打点が増えることにもなります。さらに、直接的にアルティメットには触らないもののブレイヴのため、ブラムザッファーグの「スピリット召喚」の制限に引っかからずに召喚し、そのままカウンターの煌臨を展開していくこともできるため利便性が非常に高いです。
このカードもムルシエラ同様3枚積んでも問題なく、寧ろ3投すれば攻撃力が増すので大アリです。今回は多方面の様々なデッキタイプを見た際に入れたいカードが多すぎて枠がなくなってしまったため、2枚のみの採用でした。


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