ペップの狙いから見る来季のシティ
読者の方々、お疲れ様です。このページまでお越しいただきありがとうございます。サッカーアナリストの杉崎です。
アナリストの養成やサッカーの見方、見せ方などを学べる場としてオンラインサロン【CiP】を運営したり、パーソナルアナリストをしたり、メディア活動したりしています。オンラインサロン【CiP】は、現在「77名」の方にご参加いただいております。ありがとうございます。
※オンラインサロン【CiP】にご加入いただくには、以下のクラウドファンディング『Campfire』からの登録と申請が必要です。
この機会にぜひ、ご検討ください。
※本記事を含め有料マガジン「元プロサッカーアナリストによる秘話」をご購読している方は全文読めます。月3〜5本の更新予定です。ご興味ある方はご登録ください。宜しくお願い致します。
こちらもよろしくお願いします。
「サッカーアナリストのすゝめ」
さて今回は、欧州チャンピオンズリーグのレビューを、マンチェスター・シティ目線でしたいと思います。
ただ試合のレビューをしていても面白くないかなと思い、ペップの狙いや意図、修正、思惑などを考慮しながら自分なりの考察を述べていきたいと思います。
それを受けて、来季のシティがどこへ向かうのかなども推察したいと思います。
最初にして最大の題目はスタメンだったでしょう。通常、1-4-3-3システムの中でアンカーを置くスタイルを敷いていましたが、そのアンカーにはフェルナンジーニョかロドリを起用することがほとんどでした。
それを、「CL決勝」という舞台で覆した。この「意図」を巡る議論は間違いなく起こるでしょう。
もちろん正解なんて分からないのですが、私なりに考察したのは、「相手を困らせる」という「いつもの」対策だったように思います。
その相手、チェルシーですが、おおよその予想通りではあるものの、アスピリクエタとジェームズの位置関係やカンテの復帰、ハヴァーツの抜擢などがありました。ただ、戦い方としての予想を裏切ることはなく、守備時は5-4-1でブロックを敷き、奪ってからのカウンターを狙うものでした。
では、ペップはそれに対して何を目論み、「困らせようと」して、「どうゴールをこじ開けようと」したのか。
結果論としては、失敗に終わったわけですが、前半と後半の戦い方の違いから紐解きたいと思います。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?