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【アマフレ】黒ナンバーの取得方法【軽貨物】〜AmazonFlexアプリのダウンロードまで

はじめに


2024年3月にAmazonFlex(以後アマフレ)デビューしました。
今後、始めようと思う方のために、私がつまづいたポイントなどをまとめておきます。行政書士に頼むパターンもあるそうですが数万円かかるらしいので、私は検索して自分でやりました。
(車両をリースするパターンは未経験なので分かりません。ごめんなさい)
一番困ったところは、黒ナンバーの取得方法と、
任意保険に貨物保険をつけるかどうかです。


1.【車両(軽バン)購入】

車両を準備します


(軽バンをすでにお持ちの方は『軽自動車検査協会に書類を提出』へ)
 私の場合、走行距離4万キロ程度の日産のNVクリッパー100を約60万円で買いましたが、もっとボロボロので良かったなと思っています。
アマフレのナビにほっそい道を案内されて1日中運転してると、当てたりする確率が高いので、仕事用と割り切って、走行距離10万キロ超えて多少凹んでるような30~40万円の車両でいいと思います。
購入時に事業用に購入するので黒ナンバーで納車したい旨を伝えましょう。

★車両に付けたほうがいいオプション


①バックモニター(ミラー型)+ドライブレコーダー
このようなタイプ→https://amzn.to/3ZgRcem
 荷物でパンパンになって後ろがまったく目視で見えませんので、無いと非常に危険です。日によって配達の担当エリアが変わることが多く、用水路があるような田舎道でバックしたりすることもあるので、後ろが見えないと最悪落ちて死亡事故につながるかもしれません。必ず付けましょう。

②「キーレスエントリー」
オプションではありませんが、キーレスエントリーを選びました。
(リモコンキーのボタンによる遠隔操作でドアロックの施錠と解錠ができる機能)。ちょっと離れたところに配達するとき鍵を閉めますが、いちいち鍵差し込んで開けたり閉めたりするのはかなり手間なのであった方が便利です。

③シガーソケット
大体付いていると思いますが、給電するために必要です。

④ETC
高速使って配達行くことはないですが、ETC割引ですぐに元は取れますので、購入時に付けた方が便利です。

ダイハツ ハイゼットカーゴ バックドア開口部
ホンダNバンはバックドア開口部が少し狭い

軽バンならダイハツのハイゼットカーゴでもスズキのEVERYでも大差ないと思います。

アマフレ配達時は助手席の後ろにバックに入っていない水や大型商品、
運転席の後ろに長方形のバックを横にして2つ、
バックドア開けて、長方形のバックを横にして2つ、その上に2つ、
(合計バック6つ)乗せている人が多いのですが、
ホンダNバンの場合少し狭くなってるので、
横に2つ横にして並べられない(バックドア開けたときの4バックがT字になる感じ)と軽貨物系youtuberが言ってましたので、私は避けました。
仕事に使えない訳ではなく、ちょっと狭いから不便かな、ぐらいだそうです。

2.【アマフレの保険について】


(「Amazon Flex (Amazon フレックス)に関するよくある質問」から抜粋)
・現在有効な自賠責保険と任意保険に加入しており、ご自身が「被保険者」、配達に使う車両が「被保険車両」となっている必要があります(Amazonの配達業務に従事する間、ご自身とその車両が、上記の保険証券の適用対象となっている必要があることを意味します)。
自賠責保険証と任意保険証券は、Amazonの配達業務に従事する間、常に有効である必要があります。
任意保険には、無制限の対人賠償責任補償と、1億円以上の対物賠償責任補償が含まれている必要があります。

【自賠責保険】は車両購入時に強制加入


自賠責保険に入っていないとアマフレの審査に通りません。

【事業用車両の任意保険】


事業用 任意保険 で検索すると色々でてきますが、
私の場合、車両購入した店が代理店をしていた
あいおいニッセイ同和損保
に加入しました。
・対人対物無制限
・人身傷害
・10補償限定
・弁護士特約
・運送業者受託貨物賠償特約(貨物保険)
に加入した結果、月々の保険料¥27,310 でした。
付けたい補償によって料金が多少変わりますので、目安程度にご参照ください。アマフレの場合、6時間コースで2~3回分は保険のために配達しているようなもの。アマフレだけで稼働する場合、貨物保険は不要だそうです。貨物保険なしなら少し安くなって¥22,000~24,000だったと思います。

★【貨物保険】について


結論:アマフレだけなら貨物保険は不要です。
アマフレ以外の企業配など他の軽貨物事業もやる予定の方は入った方が安心です。貨物保険入ってないと仕事できないケースもあるようです。
(以下、AmazonFAQより抜粋)
Q.お客様の所有物を破損させてしまったことを連絡するには、どうすればよいですか?
A.お客様の所有物やご自身の車両に損害が発生した時は、その場にいる全員の安全を確保した上で、差し迫った危険がある場合は警察に電話します。全員の安全が確保できたら、アプリの「緊急ヘルプ」ボタンを使用して安全ヘルプラインに連絡し、物的な損害をお知らせください。内容に応じ、Amazonが電話で情報を収集した上で、デリバリーパートナーの皆様に代わり、補償の請求を行います。

3.【アマフレ業務にあった方が便利なもの】

コンパクトサイズの台車

アマフレは6時間ブロックで約120個程度の荷物を割り振られるので、基本3分で1件配達完了が目標です。
たまに大型マンションに水を何ケースも持っていくことがあり、1ケースずつ持って行ってたら時間がかかってしまい駐禁をきられる確率が上がるし、何よりしんどいので台車は必須です。
1件の荷物に時間をかけすぎると他の荷物が配り切れず、未配として評価が下がり、繰り返すと最悪契約解除になります。

シガーソケットに差し込むUSBポー

こちらをシガーソケットに挿してUSBケーブルから給電型スマホホルダーに繋ぎますので、これがないと始まりません。

給電型磁気型スマホホルダー

私の場合iphone10sとiphone15PROで稼働しましたが、常にマップアプリ起動しているので6時間の配達で電池が残り20%ぐらいまで減ってました。
配達先に着いたらホルダーから外して、配達終わったら付けて、の繰り返しなので重要です。
シガーソケットから給電するタイプで充電とホルダーを兼ねているタイプを購入しました。
・カチッとロックするタイプ
・センサーで自動開閉するタイプ
磁気でくっつくタイプ
色々使ってみましたが、磁気でくっついて充電もしてくれるタイプが圧倒的に良いです。

スマホレンズカバー


・置き配の場合、置いた荷物をカメラで撮る
・荷物のQRコードを読んで配達完了処理をする
ため、カメラが使えないと仕事ができません。
時間に追われながら荷物持ってスマホ操作してると焦ってたまに落とすことがあります。私の場合3回ほど落としてレンズカバーを割っているので保険のために付けたほうがいいです。

ネックストラップ


落とした場所があと数センチずれてたら排水溝に落ちてたなとゾッとすることがありました。スマホがないと配達ができない。配送拠点に連絡が取れない。居場所も分からない。完全に詰みますので、付けた方が安心です。

モバイルバッテリー


給電タイプのスマホホルダーの接触が悪くて充電できない場合などに備えて、2つほど携帯していました。

4.【業務用車両の保管場所を確保】

申請書に事業用車両の保管場所を書きます。
私の場合、近くの月極駐車場を月1万円で借りました。
(自宅に駐車スペースがあって車両が無い場合、
保管場所を自宅の住所を記載して良いと思いますが、
自宅の駐車スペースにすでに自家用車を駐車している場合、
保管場所が重複していいのかどうかは分かりません。
申請して問題になっても自己責任でお願いします。ごめんなさい。)

5.【運輸局に黒ナンバー申請】

私の場合、大阪運輸支局に行ったので、こちらを参照しました。

【運輸局で提出する資料】

こちらをダウンロードして印刷)①②③は正本と控えの2部提出
ダウンロードした書類を一式読んで記載例を見ながら記入してください。

①貨物軽自動車運送事業経営届出(上記ダウンロード資料2枚目)
②運賃料金設定届出書(上記ダウンロード資料5枚目)
③運賃料金表
(上記ダウンロード資料7枚目は【見本】と書かれていて使えないので、
こちらをダウンロードして、見本を見て記載しました。
アマフレだけの場合、提出するだけで使いません。アマフレ以外で個人で引っ越し業務・便利屋などで仕事を取ってくる凄腕の方の場合、細かく自分で設定してください。)
④事業用軽自動車等連絡書(上記ダウンロード資料8枚目)
⑤車検証のコピー(新車の場合完成検査証の写し)
 車両購入店で、車検証のコピーをもらいます。

以上①〜⑤を運輸局の窓口で提出します。
門真の大阪運輸支局の場合、A棟の1階の入って右の方に進むと12〜15番窓口がありますので、その近くにある番号札を取って待ってください。

6.【運輸局で押印してもらった書類を持って】

運輸局で押印してもらった書類を車両購入店に持っていき、
軽自動車協会に行ってもらう手続きをやってもらったので、
黒ナンバーの状態で納車されました。
(黄色ナンバーで納車して、自分で軽自動車協会に行って黒ナンバーに交換するのは2度手間なので)

7.【AmazonFlex】アプリをダウンロード

車両の準備ができたら、アプリをダウンロードして登録してください。
登録に必要なもの
必要なものは6つだけです。
1. スマートフォン
2. 普通運転免許
3. 黒ナンバー
4. 最新の車検証
5. 就労資格確認書類
6. 銀行口座

【おわりに】

開始までの手続きはこんなところです。
駐車場探したり、車をどこで何を買うか検索して比べたりする方が時間かかりました。
黒ナンバー取得の経験者というだけで、専門家ではありませんので、責任は負えません。もう1回やれといわれたら上記を見ながらすんなりできます。

初めてのnote執筆のため読みにくい箇所も多々あると思いますが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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