レコード紹介の続き〜その3 パンクガールとロカビリー兄さん
今回で3枚目。いかにもヤンチャでルーディーな雰囲気プンプンな写真におさまってるのはイギリスの4人組ガール・パンクな Thee Headcoatees 。ガレージ・ロックに精通してる人ならソク!アンダースタン!な彼女たちは90年代を駆け抜けたコーラスチーム。
そもそもはその筋の達人!ビリー・チャイルディッシュ率いるThee Headcoats のバックで歌いその流れでバンド的な活動に。演奏はビリーの仲間たち(Thee Headcoats)。キャラ立ちがナイスなので人気もあった。Holly Golightlyはのちにソロでも活動した。「Punk X'mas」なんて曲も出てるし。
で、このシングルは1997年にアメリカの西海岸のインディーズ、 Sympathy For The Records から発売された7インチで曲はベルギーのプラスティック・ベルトランのヒット「恋のパトカー」のカバー。「 Ca Plane Pour Moi」c/w「 The Prize」SFTRI-485
ちなみに、この本家ベルトランの日本発売のアルバム の解説はワタシ、大貫憲章その人です!(笑)ジャケ写も置いておきます。日本盤のみのアートワーク!
今回、最後に紹介するのがコレ。アメリカのニューヨークで沸き起こったパンク・ムーブメントの中から現れて人気に。ネオロカのソロ・シンガーの代表格。男前デス!歌もイイ!
これは1979年の3枚目のアルバムのタイトル曲をシングルに。 (PB-11471)元々は50年代にジョニー・バーネット・トリオが歌ったもの。まぁ、ルーツにリスペクトしてるんですね。デビュー・アルバム「Robert Gordon With Link Wray」もギターのレジェンド、リンク・レイをフィーチャーした名作でした。
この3枚目のアルバムにもある意味「レジェンド」が参加して話題に。それがのちに一緒に来日したイギリスのギタリスト、クリス・スペディング!60年代から活躍していて、あの SEX PISTOLS の影のメンバーなんて囁かれた天才です。
彼の名前を有名にしたのはそれだけじゃなく、その華麗で多彩なギター・プレイにもあります。76年のアルバム「Chris Spedding」SRAK-519 に収録されてる「ギター・ジャンボリー」で、ジミヘンからキース・リチャードからピート。タウンゼントなど多くのギターヒーローたちのプレイを完コピなプレイで話題騒然に。
楽しんでいただけたら嬉しいです。またここでお逢いしましょう〜〜。
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