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【僕には抗がん剤治療は効きました!それも二回の別の癌治療で!】

【僕には抗がん剤治療は効きました!それも二回の別の癌治療で!】

17歳の時に骨肉腫、42歳の時に上咽頭癌を患いました。両方ともに悪性腫瘍です。上咽頭癌はステージ4だったのでリンパ節転移で転移した腫瘍は数えきれない程ありました。
骨肉腫の治療は抗がん剤治療と放射線治療と外科治療。

上咽頭癌は手術が出来ない場所に原発(親の腫瘍)があったので治療は抗がん剤治療と放射線治療。外科治療は出来ませんでした。また、上咽頭癌の抗がん剤治療は当時、有効的な結果に必ずしも繋がらないと医師から言われ、抗がん剤治療は僕の判断に委ねられました。

その時僕は人生最後の瞬間にあの時抗がん剤治療を受けておけば良かったと後悔をしたくないと思い、上咽頭癌の抗がん剤治療を医師にお願いしました。上咽頭癌の抗がん剤治療は最大3クールまで受ける事が出来ると医師に言われ、そのクール数も自己判断に委ねられました。
僕は3クールの抗がん剤治療を希望しました。
抗がん剤治療は骨肉腫の治療の時同様にとても辛い治療でした。そして、放射線治療は骨肉腫の治療の時時異なりこれもとても辛い治療でした。
放射線治療は予定の治療スケジュールでは腫瘍が消滅せず残ってしまい、追加の放射線治療を受けたのですが、最後の一つは残ったままとなり治療は終了しました。

さて、何を言いたいかと言うと、
癌治療の抗がん剤治療が一部世間では有効な治療では無いと言われている事についてです。

この情報の発信者の多くは抗がん剤治療の経験者ではありません。
やはり当事者の話は聞くべきだと個人的には思います。
抗がん剤治療はとても辛い治療です。1981年当時の骨肉腫の治療中、同じ病棟の多くの同世代の骨肉腫患者の親は、子供の治療の辛さを見かねて治療を中断してある宗教に入信しました。
僕とは異なる結末を迎えました。

治療が辛いのは良く分かります。
最近は治療の選択を患者に委ねているのも分かります。
一日でも長く生き延びる可能性があるなら担当医を信じて多めの治療を受ける事を僕はお勧めします。

治療後、転移・再発しない心がけは僕の経験からまとめてあります。
流行の感染症が落ち着いたらお話し出来る機会を設けようと思っています。

まずは医師の勧める全ての治療を受けて下さい。
人生悔いのないように自分の意思で治療に臨んで下さい。
癌治療で闘病中の方、治療後の方を僕は応援させて頂きます。

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