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立位テニス、今年も宜しくお願い致します

私たちJASTAの仲間には、様々な障がいを持った選手がおります。皆、自分の体の状態に適応したテニスを作り出して、一生懸命練習に励んでいます。
自分の足で立てるなら、麻痺があっても義足でも、日常使用の義肢装具で立ってスポーツをすることが出来ます。スポーツ用の車椅子や陸上選手がつけているような特殊なバネ板義足(疾走用義足)がなくても、全く問題ありません。
立って負荷をかけることで体幹が自然と鍛えられて、転倒しにくくなったり、体力向上に繋がります。
もちろん、上肢障がいでも同じです。

日常的に立って生活ができる障がいであっても、スポーツを始めるときに車いすスポーツの体験会にいかれる方が多いと聞いています。
そうすると、本来なら鍛えられるはずの足の筋力が鍛えられず、しかも、日常的には必要の無いスポーツ用車いすがないとスポーツできないのでは、スポーツを始めるハードルも上がってしまいます。

私たちJASTAは、肢体障がい者がスポーツをするためのハードルを下げて、誰もが楽しめる立位でテニスが出来る環境作りを目指しています。
今年も宜しくお願い致します。

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