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微生物学のすすめ

今日も勉強お疲れ様です!

前回、一般検査についての記事がアップされましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
徐々に具体的な内容に移行していきますので本日は 微生物学について触れていきたいと思います。

微生物学について

微生物学は好き、得意な人と嫌い、苦手な人にくっきり分かれるかと思います。その理由として微生物学は菌と性状の一対一暗記がすべてであること、菌名は英語でありそもそも英語に苦手意識がある学生が多いことなどがあげられます。

微生物学が好きな人は教科書を読み込んでとにかく知識を蓄えてください。現場で微生物検査に携わってますが、学生時代の赤本は今でも活用することがありますし、正直、重要なことしか記載されていません。

微生物学が嫌い、苦手な人は教科書を読んだりするだけでも拒絶反応がでるかもしれません…(笑)
そんな人のために微生物学で最低限勉強しておくべきポイントをお伝えしようと思います。

勉強方法(最低限おさえるポイント)

①グラム陽性球菌
 Staphylococcus、Enterococcus、Streptococcus
②グラム陽性桿菌
Bacillus、Listeria、Corynebacterium
③グラム陰性球菌
Moraxella、Neisseria
④グラム陰性桿菌
腸内細菌目細菌、Pseudomonas、Acinetobacter
Stenotrophomonas、Vibrio
⑤嫌気性菌
Clostridium、Bacteroides
⑥真菌
Candida
⑦培地と目的菌の組み合わせ、選択成分
⑧抗菌薬の作用機序
⑨ウイルスの分類 DNA RNA

まとめ


あの分厚い赤本も上記に絞れば、薄い冊子程度の厚さにはなりますよね?
苦手意識がある人、またこれから勉強を始める人はまずポイント絞って勉強をしていけば良いかと思います。
いきなり重箱の隅をつくような知識をつけても仕方ないですよね?まず幹となる部分の知識をつけてから枝になる部分の知識をつけていくイメージで勉強していきましょう!!

ではまた次回お会いしましょう٩(ˊᗜˋ*)و


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