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自作イルミネーションの下で年越し

実は5年連続で大学の同級生とエクストリームに年越しをしています。例えば一昨年は自作かまくらの中、昨年は誰もいない山頂で布団を敷いて星を観ながら!

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毎年同じ4人で過ごしているのですが、今年は1人だけ彼女との都合で来れず3人で行ってきました。僕も結婚したらパートナー次第でこの伝統も続けられなくなるのかな・・・


さて、今年は自作イルミネーションを思いつき予算を決めて早速準備。実際に購入したイルミネーションや工程をまとめたので真似したい人は是非参考にしてください!


イルミネーションのテーマ

27-28才の僕たち3人は大学を卒業して社会人生活にも慣れてきました。そんな僕たちが最近感じていたのは"社会に出ると自分から行動しない限り自分の変化が周りの環境に委ねられてしまう"と言うことでした。

学生時代は親や先生が人生の選択肢を提示してくれました。親の勧めで習い事を始めてみたり、先生のアドバイスで自分が行きたい大学を見つけて目指すことが出来ました。
つまり自分から行動しなくても変化するチャンスが提供される環境でした。

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一方で社会に出ると転職しない限りずーっと同じ会社で似た業務をするし、自ら出会いの場に繰り出さないと新しい出会いはありません。
それでいて給料は会社の業績で勝手に上下するし、パートナーの都合で時間やお金が奪われることもあります。
つまり自分から行動しない限り変化する機会が無く、自分の時間やお金がコントロールされてしまうのです。

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僕たち3人は皆、自分の人生を自分自身で築き上げていく意思が強い。そして人生の中で「これをやりたい!」と思った時にそれを実現できる経済的かつ時間的な自由を確保しておくことを重要だと思っています。

従って僕たちは、自分たちの自由を周りの環境に委ねるのでは無く、自らの行動によって変化をもたらし、自分の意思で自由を確保していきたいと思います。


一方で前のめりに変化を求めすぎると、昔築き上げた大切なモノを疎かにしてしまいます。

例えば会社の仕事で頭がいっぱいになって家族との時間が減ってしまったり、ビジネスライクな付き合いばかりしていて昔の友人と疎遠になってしまったり。

だから何でもかんでも変化を求めれば良いと言う訳では無く、変化させないものと変化させるもの、言い換えると静と動の見極めが重要だと思います。

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しかし、自分視点で変化する・しないを見極めているだけでは世の早い変化の流れの中で自分よがりになってしまいます。

例えば今の会社にい続けるか(静)転職するか(動)で迷っている時、ちょっと落ち着いて世の流れを見ると起業やフリーランスの生き方が見えてきたりします。

従って、常に自分を客観視する第三の眼を意識することを忘れてはいけないと考えました。

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以上より、今回のイルミネーションで表現するのは

静と動、そして自分を客観視する第三の眼

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となりました。

(深夜の熱い電話会議によって決定。笑)


購入したイルミネーション

今回イルミネーションを作り上げた場所は栃木県那須にある柿農園ファミリーキャンプ場。木があってイルミネーションや焚き火を実施していい場所を探すべくそれっぽい場所を片っ端から検索して見つけては電話をして探し当てました。

実際行ってみると最高の場所だったのですが、当たり前だが電源はありません。笑
調べてみると分かるのですが、イルミネーションはコンセント形式の物が多い。

よってソーラーパネル付きか電池式のイルミネーションしか使えませんでした。
(発電機はレンタルも高いし何よりうるさいので却下)

この時点で購入できるイルミネーションがかなり限られてしまいました。
それでも何とか探し当てて実際購入して本番で上手く点灯したイルミネーションは下記にまとめましたので購入を検討する人は参考までに。

https://www.kennosuke-blog.com/entry/illumination


当日の準備

テントや寝袋、薪やストーブを積んだ上でイルミネーションを詰め込んだので行きの車はこんな感じ。

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特に後部座席に座る人は身動き取れない状態でしたが、構わずGO!
キャンプ場には夕方に到着してイルミネーションが映えそうな場所を探した。

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初日はテントを設置して焼肉を食べた。

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その後ふもとの街にある龍城苑の温泉にて疲れを癒し、再びテントに戻って寝袋で就寝。
寝入る時は快適だったが明け方は寒すぎて誰も寝袋から出られませんでした…笑


二日目はいよいよイルミネーション作成!
朝8時から夜8時くらいまでぶっ続けで設置作業した。
※もちろんイルミネーションの設置許可は得ました。

その際「この地域は縄文時代に竪穴式住居が存在していたらしいから、何とかして竪穴式住居を再現したい!」と言う意見が出たので、テントの近くの竹藪の竹を6本切ってテントの上に櫓(やぐら)を組んで竪穴式住居を再現してみた。笑

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※竹の伐採許可は得ました。

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さすが建築学科出身3人の作業、案外安定しました。笑

実はこの日、強風で近くのどっぽん便所もテントが剥がれる始末。

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僕たちのテントも幾度となく風で飛ばされそうになり、おまけに気温も低かったため正直過酷過ぎて途中何度か絶望しましたが、夜5時ごろにソーラー式のイルミネーションがチラホラ自動点灯し始めた時に全てが報われた気がしました。笑


完成

夜8時頃にイルミネーションの設置も終わり、全点灯。焚き火もして撮った写真がこちらです。

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イルミネーションだけで7万円もかけた甲斐がありました。

ちゃんとテーマを意識してテント周りにの空間として暖色系を常灯モード、その周りにの空間として寒色系のイルミネーションを点灯モードで取り付けました。
そして竹の櫓の天辺から左側に一本イルミネーションを伸ばし、その先には客観視する第三の眼と言うことで(見えないですけど)ドラゴンボールのイルミネーションを設置しました。笑

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ちゃんとテーマ通り!笑

横からテントの中をみたアングルもなかなかでした。

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途中ふもとの観音湯にて全身の汚れを流してテントに帰還。
1月1日の0時にテントの中で年越し蕎麦を食べて新年を迎えました。

今年は片付けもヤバそうなので1時ごろには就寝。


片付け

朝8時に起きて片付けを始めるも、終わったのが夕方5時…

薪が無くなったので帰りは車に余裕が生まれる!と思いきや何故か行きと変わらず…

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Amazonのマークがウザい。笑


いた〜今年も総じて最高の年越しでしたね!
さて、来年はどんなエクストリーム年越しをしようかな?笑


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