「ただ生きていく」ということ

ただ生きていくだけならば誰だってできる。今の日本は誰もが最低限度の生活が保障されているため「ただ生きていく」こと自体は誰もが出来る。

ただ、「ただ生きていく」ということは死ぬことよりもつらく苦しいと思う。死んだことはないから分からないけど。

何の目標も課題もストレスも壁も周りの目も何もかもない状態のままお金を稼いで食べてクソして寝て起きてって終わりのないゴールに向かってずっと走り続けるようなものだと思います。

それってあほほどしんどくないですか?

だから人は何かしらの目標やら夢やら目的やら何かしらの意味を見出して生きていくのだと思います。

人はいずれ死にます。だから究極的に考えるとすべてのことに意味はありません。

実際稼いだお金も得た名声も身に着けた実力も死んでしまえば何も感じないのだからそれらは何も意味ありません。

なぜみんな頑張るのか。それは一瞬の興奮や優越感や高揚感、緊張感を味わいたい、その一瞬を楽しみたいからかなーと思います。

なぜそんなに部活動頑張るの?将来役に立つの?って以前知り合いに聞かれたことがあった。そんなの知らんわ笑。多分全国大会にも出場していない自分はそれで就職活動に役立つこともないだろうし、多分役に立たない。でも試合中の高揚感、緊張感、あのドキドキがたまらなく楽しいから。という答えしか出てこなかった。

それと一緒なのかな生きるって。

人生約100年。長い歴史の中のほんの100年という一瞬を最高に楽しむために今を生きているんだと思う。楽しみたくないなら何もしなくていい。自由だ。

自分で選べ。

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