【MX ERGO】初心者だけどトラックボールマウス使ったら、手放せなくなった。

いつからだろう?僕がマウスにこだわりを持ち始めたのは。

僕が子供の頃は、安っぽいマウスだろうと安いキーボードだろうと関係なく、パソコンの画面に映るものだけに没頭していた。

もちろん、当時使っていたマウスは有線だったし、センサーも赤いレーザーみたいなものではなく、下に玉みたいなのが入っててコロコロ転がって動かすタイプのマウスだった。

今思えば、使いづらいが、それでも僕はパソコンを触る事が好きで楽しんでいた。

しかし、20代ともなると話は違う。子供の頃と比べると疲れを感じて没頭できなくなってきている。

キーボードを打つにしても指の疲れを感じるし、マウスを使っていても肩こりの原因になったりする。

何か良いアイテムはないだろうか?

うっすらながらそんな事を思うようになっていった。

トラックボールマウスとの出会い

時が経ち、僕はIT系の会社に勤めるようになった。大学生の頃と比べれば給料が上がり、さて今月は何に使おうか・・なんて事を考えるようになった。

僕は、ギャンブルもしなければ、酒もあまり飲まないし、タバコも吸わない。これには理由があって、どれも一瞬の快楽な上に健康に悪そうだから。(ただしジャンキーな食べ物は食べてしまう・・・反省)

かといって、それが駄目だと言うつもりはなく、僕の場合は、それでは満足できないということ。

じゃあ、「何に使おうか?」なんて事をひたすら考える。

そういえば僕は、「モノに投資せよ」とか「仕事道具は高くても買え」という言葉が好きで、その頃にHHKBというキーボードを買ったりしていた。

キーボードときたら、マウスか。

そう思いながら、おすすめのマウスをAmazonで検索し始めた。正直、その頃は何か刺激を求めていた。感動できる刺激。楽しめる刺激。

だけど、一向に僕が求めている刺激のある商品は見つからない。

ふと、Youtubeを開く。

検索窓に「おすすめ マウス」と打って、勢いよくEnterボタンを押した。

スクロールをしていく。

僕は、ある動画が目に止まり、クリックした。そこには、黄色いパーカーを着た、40代ぐらいの男性が写っている。

その男の人は、特徴的な喋り方をしながら言う。

「ボク、トラックボールしか使えないんすよ。肩凝っちゃうって言うのが、分からないんですよね。ヘヘヘ。まあボクの知り合いに、死んだ魚の目をした性格の悪いデブでメガネのおっさんがいるんすけど・・・」

動画を止めた。

「トラックボールマウス?なんだかそそられる」

その時から、僕はトラックボールマウスについて調べまくった。結果、行き着いたのがMXERGOというマウス。

Logicoolから販売されているハイエンドモデルのトラックボールマウスだ。ハイエンドというだけあって、価格は一万円を超えている。

「高い。今まで使ったマウス全部集めてもこんな金額にならない気がする。」

そう思った。しかし、ためらいつつもある言葉が脳裏に浮かんでくる。僕の尊敬しているHIKAKINさんの「仕事道具は自分で買える1番良いモノを買おう」という言葉だ。

その瞬間、脳裏に刺激が走った。そして、気づけば僕はAmazonでMXERGOをポチっていた。

初心者でもすぐ慣れるトラックボールマウスの魅力

この20年間は、センサー式のマウスを使ってきたから、届くまで不安があった。

「本当に使いやすいのだろうか?もしかして買い物失敗したんじゃなかろうか?」

今まで使ってきたことのないマウスに期待とそれ以上に不安がのしかかってくる。当然だ。今までの快適ゾーンから抜け出そうとしているのだ。

想像以上に早く、マウスが届いた。いよいよご対面である。

ファーストインプレッションで僕は、「買ってよかった」と思った。

使いやすさ以前にまずカッコいい。そして、HHKBに合っている。

だけど、気になるのはやっぱり使い心地。いくら見た目が良くてもちゃんと使えなきゃお飾りになってしまう。

僕は、早速トラックボールマウスを使い始めた。最初は、今までの癖でマウスを動かしたくなってムズムズしていた。

2時間後、「おや、使いやすいかも?」となり、4時間後には「トラックボール最高だぜ!ウォウ!」と夢の国の亀のようにヒレをあげていた。

20年間の癖はあっけなく矯正されていき、約1ヶ月ほどで僕はこう呟いていた。

「トラックボール以外は使えない。もう戻れない」と。


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