【講演資料公開】【第6回】2023年12月18日開催：健康経営実践勉強会「健康経営における食生活改善の取組：自然に健康になれる食環境づくり」

2023年11月9日 12:01

※2024年2月1日更新
講演資料公開中！

健康経営の取り組みに、健康的な食生活は欠かせません。「健康経営度調査票」の評価項目でも「食生活の改善に向けた取り組み」が含まれ、従業員の健康的な食生活の支援が求められています。
その支援の方法として、近年、食環境づくりが注目されています。令和6年度から開始する「健康日本21（第三次）」においても、健康に関心の薄い者を含む幅広い対象に向けた方法として、自然に健康になれる環境づくりの取組が提案されています。職域においては、社員食堂などが職場の食環境に相当します。
今回の健康経営実践勉強会では、企業や保険者の担当者に向けて、食環境づくりの最新の情報を学ぶとともに、従業員をとりまく食環境をどのように改善すればよいのかを考える場にしたいと思います。

■開催要項

「健康経営における食生活改善の取組：自然に健康になれる食環境づくり」

日　時：2023年12月18日(月)15:00-17:00

定　員：500名
参加費：無料
方　法：オンラインライブ配信　Zoomウェビナー
主　催：健康経営会議実行委員会
共　催：株式会社ルネサンス、一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアム、一般社団法人日本給食経営管理学会

■開催内容

◇ご登壇（※ご登壇順は調整中です。）
◆基調講演　
　「自然に健康になれる食環境づくり-国内外のエビデンス-」
　　女子栄養大学副学長・教授
武見ゆかり氏
◆政策紹介
　「日本の栄養施策の動向 - 健康日本21（第三次）を中心に - 」
　　厚生労働省健康・生活衛生局健康課栄養指導室室長補佐
齋藤陽子氏
◆先進事例「職場における食環境づくりの先進事例紹介」
　「社員食堂事業者と連携した取り組みについて」　
　　TOPPANグループ健康保険組合へルスケアチーム課長
　　梅木稔氏
「東洋インキグループの『食堂でのスマ-トミ-ル展開』について」　
東洋インキSCホールディングス株式会社グループ人事部人事企画G
グループリーダー西方直樹氏
東洋ビーネット株式会社営業部長山岸透氏
◆パネルディスカッション
「職場の食環境づくり，何から取組んだらよいのか？」
◇パネリスト
　・武見ゆかり氏‥女子栄養大学副学長・教授
　・齋藤陽子氏‥厚生労働省健康・生活衛生局健康課栄養指導室室長補佐
　・市川陽子氏‥日本給食経営管理学会理事／静岡県立大学教授
　・梅木稔氏‥TOPPANグループ健康保険組合ヘルスケアチーム課長
　・西方直樹氏‥東洋インキSCホールディングス株式会社グループ人事部
　　　　　　　　人事企画G グループリーダー
・山岸透氏‥ 東洋ビーネット株式会社営業部長
　◇モデレーター
　・樋口毅‥健康経営会議実行委員会事務局長

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■登壇者プロフィール

女子栄養大学副学長、教授（食生態学研究室）。
慶應義塾大学文学部卒。社会人経験を経て、栄養学の道へ。香川栄養専門学校卒業、女子栄養大学大学院栄養学研究科修士課程修了。2005年から教授、2023年より副学長。
厚生労働省厚生科学審議会委員として健康日本21の推進や、農林水産省食育推進会議委員として食育推進基本計画の推進など、国の健康・栄養政策に関与。日本健康教育学会理事長、日本栄養改善学会理事。一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアム代表理事。

■講演タイトル
「自然に健康になれる食環境づくり-国内外のエビデンス-」
■講演概要
食生活の改善には，栄養指導や教育だけでは効果は限定的で，入手できる食物や食事そのものを健康的に変える等の食環境づくりが必要である。例えば，国際的に重要課題とされる減塩に関して，世界保健機関（WHO）は“お勧め対策（Best buys）”を示し，効果が大きい取組として，食品・食事中の食塩量の低減（減塩化）を挙げている。こうした世界の食環境づくりの動向とその効果を紹介し，職域の食生活改善に向けた提案を行う。

※スマートミールについて
スマートミールについてもっとお知りになりたい方は，
一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアムの
WEBサイトおよびリーフレット（※下記）をご覧ください。

「健康な食事・食環境」認証制度（一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアム）
https://smartmeal.jp/

なお，第8回認証応募の受付期間は，以下のとおりです。
2024(令和6)年1月1日(月)～2月29日(木)
１月１日に応募フォームのURLをこのページに公開します。
応募方法については，以下のサイトでご確認ください。
「健康な食事・食環境」認証制度　応募方法
https://smartmeal.jp/cn3/pg2014.html

リーフレット
https://www.kk-kaigi.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/7smartmeal20230801.pdf

女子栄養大学大学院栄養学研究科栄養学専攻修士課程修了後、国立保健医療科学院研究生を経て平成19年に厚生労働省に入省。健康局総務課生活習慣病対策室で科学的根拠に基づく栄養施策の推進の基盤となる国民健康・栄養調査の企画・運営や食事摂取基準の策定を担当。また、健康日本21（第二次）の策定では栄養・食生活領域を担当。その後、消費者庁や母子保健課等を経て令和元年度から現職。健康日本21（第三次）の策定に当たっては、全体の企画を担当。

■講演タイトル
「日本の栄養施策の動向 - 健康日本21（第三次）を中心に - 」
■講演概要
人生100年時代を迎え、社会が多様化する中で、各人の健康課題も様々となっている。健康日本21（第三次）では、「全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」をビジョンに掲げ、「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」、「個人の行動と健康状態の改善」、「社会環境の質の向上」、「ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり」の４つの基本的な方向で誰一人取り残さない健康づくりを進めていくことにしている。当日は、健康日本21（第三次）を中心に、栄養施策の動向や食環境整備の重要性について概説したい。

1997年トッパングループ健康保険組合入職。以降保健事業やデータヘルス、健康経営支援、健保直営診療所を担当。事業所とのコラボヘルスやPhysical（身体）・Meal（食）・Mind（心）３つのバランスを整えていくP・M・M推進を行っている。

■講演タイトル
「社員食堂事業者と連携した取り組みについて」　
■講演概要
TOPPANグループ健康保険組合は、1926年の健康保険法の施行とともに設立し、時代を通して、母体事業所の発展にともない、保健事業の充実をはかってきた。2016年より社員食堂を通じて社員と事業所の元気をサポートし、健康的な食生活を推奨する健保組合と社員食堂事業者と事業所の健康応援プロジェクトを開始。生活習慣改善チャレンジや共通メニューテーマなどを実施している。

東洋インキSCホールディングス株式会社
グループ人事部人事企画G グループリーダー
西方直樹氏
1996年東洋インキ製造(株)入社、営業部門に従事後、経営管理部門を経て2021年より人事部にて人事企画グループリーダーとして人事制度および労政業務を管轄。

東洋ビーネット株式会社
営業部長
山岸透氏
1991年東洋インキ製造(株)入社、2005年より東洋ヒューマンアセット（現：人事部）にて給与計算、労務業務を担当。2015年より東洋インキ(株)で人事総務を担当。2019年より東洋ビーネットに異動、2022年営業部長として食堂運営等を管轄。

■講演タイトル
「東洋インキグループの『食堂でのスマ-トミ-ル展開』について」　　
■講演概要
東洋インキSCホールディングス㈱は経営哲学「人間尊重の経営」に基づき、社員が心身ともに健全で、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる仕組みと職場環境の整備をすすめるべく、健康寿命の延長のため生活習慣病の予防改善を進めている。その一環として「健康な食事・食環境（スマートミール）」認証の取得を推進し、各地区の社員食堂でスマートミールを提供し社員の健康管理に努めている。

1990年日本女子大学大学院修士課程修了、日本大学短大部講師等を経て2005年徳島大学大学院博士後期課程修了。同年より静岡県立大学准教授、2018年教授。博士（栄養学）、管理栄養士。専門はフードマネジメント、給食経営管理論。（一社）日本給食経営管理学会副理事長、（一社）健康な食事・食環境コンソーシアム副代表理事。

健康経営会議実行委員会事務局長
株式会社ルネサンス執行役員健康経営企画部部長
樋口毅

1997年順天堂大学大学院健康・スポーツ科学研究科修士課程を修了。トッパングループ健康保険組合、凸版印刷株式会社等の勤務を経て、株式会社ルネサンスに入社。現在は、健康経営会議実行委員会事務局長、NPO法人健康経営研究会理事、健康長寿産業連合会事務局長・健康経営ワーキング座長、公益財団法人健康・体力づくり事業財団理事、経済産業省健康投資ワーキング委員、健康日本２１推進全国連絡協議会企画部会委員など、政府や関連団体での活動を通じて、健康経営の社会実装に取り組む。

■健康経営実践勉強会

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■お問い合わせ先

健康経営会議実行委員会　事務局：関野、深川、西川
（株式会社ルネサンス　健康経営企画部内）
Mail：kenko-info@s-renaissance.co.jp