見出し画像

お前らギターソロを聴け!!

少し前にバズった下記記事。
この記事、そういう人もいるよねーってレベルじゃねぇ、これは魂レベルで全否定できる!

いいか、まずギターソロはオマケじゃねぇ。そんなことが言えるのは本当に魂が震えるギターソロに出会ってないからだ。
そもそも音楽ってのは基本的にリード、バッキング、リズムの3要素から構成されている。その内のリードってのが主旋律のことだ。気付いたか?そうだ。ギターソロはギターがリードの役割を担う。つまり、ボーカルからギターにリードが入れ替わるんだ。それは楽曲の主人公が変わるということだ。漫画で言うと今まで主人公のサポートだったキャラがメイン張る回がやってくる。おめぇの出番だ悟飯って言って悟飯が出てくる。悟飯が闘うシーンはオマケだからって読まないか?ずっと悟空がみたいってなるか?よし分かった。もっと最近の例えで言おう。五条悟とか乙骨とか伏黒パパの戦闘シーンの方がカッコいい時ないか?そうだ。主人公だけじゃなく、作品自体を愛せ。それがより作品を楽しむことに繋がる。楽曲というのは完全に1人の人間が細部まで作っているということはほとんどない。複数の人間の合作なんだ。そこにはそれぞれのエゴが、隠そうとしてもどうしても、少しづつ入ってしまう。それがお互いに空気を読んだりたまに潰したりしながら絶妙な調整となって完成を迎える。ギターソロという分かりやすい主役の交代は、楽曲のバランスを整えるだけじゃなく作成者たちのエゴが一番分かりやすく、時に美しく現れるんだ。そこまでのストーリーを、起承転結を綺麗に継承しながら、高めるものの時もあれば、築いてきた積木をぶち壊すようなものもある。ギターソロとは考えるんじゃない、感じるんだ。
ここに個人的に大好きなギターソロを5選用意した。俺の趣向が完全に入っているので、5選中ほとんどは同じ系統だ。でも好きなんだからしょうがない。是非聴いてほしい。ギターソロまで飛ばさず、イントロからギターソロまでの流れ全てを聴いてほしい。もしそれができないなら聴かなくていい。


1.日常と地球の額縁/ヒトリエ

この曲は初音ミクverと原曲、ライブ版とあるが全部ギターソロが変わってくる。そして全部最高だ。このギターソロで特筆すべき点は3連符になるところ。爆速の疾走感で始まったソロが突然75%の速度まで落ちる。それはまるで映画マトリックスのようだ。一瞬スローになる感覚を味わえる。気持ち良すぎる。

2.ハイカラさんが通る/ハヌマーン

エレキギターの良い点、それはエフェクターが使える点。エフェクターが使えると感情表現がしやすくなる。これでもかってくらいファズとコーラスをかけたギターソロ、感情を揺さぶられずにはいられない。

3.ばかじゃないのに/ずっと真夜中でいいのに。

ずとまよの曲では珍しくギター中心の曲。小気味良いリズムで展開されるギターソロだけじゃなくその後のCメロで裏メロとして弾かれるリフはもはやW主人公。

4.NEW BORN/MUSE

男の子はみんなピッチシフターが大好きなんだ。俺の葬式では般若心経にピッチシフターをかけて欲しい。

5.TATTOあり/NUMBER GIRL

これはソロというにはあまりにもアドリブ全開なんだがこれもギターソロの妙。まさに魂の叫び。何回聴いても飽きない良さがある。

みんな、ギターソロを聴け。ギターソロは最高だ。次回はベースラインが最高の曲5選記事を書く。ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?