ヤングケアラー

ヤングケアラーという言葉を、今日初めて知りました。

自分もそうだったのだと。


今の世の中もっと大変な思いをしている、子供たちがいることを知りました。

自分の場合は母親でした。母子家庭で育ち、母は離婚したことや、姉妹や親戚による差別的な扱いから精神的に弱くなり、婦人科の病気にも悩まされ。

自分は、幼稚園の時から、自分で食パンをかじり、髪の毛も自分で結い、身支度をして、幼稚園にいく。
母が行けないときは、先生が、お迎えにきてくださる。日もありました。

小学生の時は、母の調子の良い日が続いていましたが、職場でのいじめが原因か精神的におかしくなってしまい、小学校から帰ってきては、家事をしていました。洗濯を何度も母は繰り返してしまうので、母が、寝ている間に洗濯をしたり、食事も自分で作り、もちろん、友達と遊べる日は少なく、母は救急車で運ばれることも多くなり、叔母たちが困った妹だと、迷惑そうに精神病院へ、いれました。母を。
そこまでおかしくないのに。

私は通っていた学校が好きでした。中学の先生は、母の体調が良くないため、自分が学校を休むと家まで訪ねてきてくださいました。とても心強かったのを覚えています。
でも親戚の家に行くことになり、転校。

そして、あづけられた親戚の家では食事に差をつけられたり、言いたいことも、言えず、母の面倒で大変な毎日より、辛い日々を過ごしました。

母と生活している時は、自分のことよりも、母の世話を優先し、家事をこなし、という毎日。
精神的に安定しない時は、死にたい!死にたい!殺してー!という母を、自分が幸せにしてあげるから!頑張ろう!と励ましながら。親から死にたいと言われる子供の辛い気持ち。。ほんと、辛かった。

でももっと大変な思いをしている、子どもたちがいることを、今日知りました。
親だけでなく、兄弟、祖父母の世話をして不登校など。

理解してくれる人が増えることを願います。