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「流れに従って生きる」ーフランスワールドカップ編ーACT31:不思議な出会いその①


1998年6月・・私は、無事にイギリス経由でフランス入りして、ワールドカップモードに入りました(^^)。


 初戦のアルゼンチン戦はトゥールーズというパリから400㎞も南にある都市で行われました。(東京ー仙台みたいな距離感ですね)


 私はチケットを持っていなかったので、多くの日本サポーターと一緒にスタジアムの外でモニターで見たような記憶があります。

チケットが無く公園にあふれ出す日本サポーター

 初めてのワールドカップ・・ということもあり、ふわふわしていました。


ーAAさんとの不思議な出会いー


初戦のアルゼンチン戦の観戦を終えて、翌日、私はパリに入りました。

フランスのTGV(新幹線)でパリ駅に着いた私は、これも初めてフランスのメトロ(地下鉄)で宿泊宿に向かうことにしました。


私は、メトロに乗るのが初めてだったため、パリ駅構内で日本人ぽいなぁ・・と思う若い男性に声をかけてみました。


私「すみませーん」


AAさん「おお(びっくり)!。」


私「日本人のかたですか?」


AAさん「そうですよ。」


私「ワールドカップに来られたんですか?」


AAさん「いえ。留学生です」


私「え!よかった!。メトロの乗り方が不安で教えてほしいのですが」



AAさん「どこまで行くんですか?」


私「〇〇という駅のようです」


AAさん「ちょうどメトロに乗るところだったので、近いですから一緒にいきますよ」


一番最初に声を掛けた人が日本人でラッキーでした。
しかも、宿まで一緒に行ってくれたAAさんとパリやフランスの情報を聞くことができ、パリで2週間を過ごすための注意点などインプットすることができました。



 次のJAPANの試合は5日後くらいでしたので、私は翌日からフランス観光、もしくは他国の試合を観戦する予定で動くのでした。





実は・・



その日々の中で、・・ありえない出来事が起こるのです。







事実は小説よりも奇なり



お天道様は見ています。





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