寛大でありたい
信念に生きる「ネルソン・マンデラの行動哲学」という本を読んだ。
内容的には、他の本などにも書いてあることだとも思うが、やはり27年の収監後、大統領になったマンデラさんの言葉だからか、響くものがあった。
「一人一票の普遍的な民主主義を取り戻したい」という強い信念、目的があるので、柔軟で我慢強い。目的を達成する為ならば自分の意見に拘り過ぎず、積極的な譲歩も厭わない。他者に対して寛大である。一貫して過去は許すという態度・考えで行動している。こうでないと特に反対意見の相手は動かせないであろう。柴事に拘り、昔のことに拘る自分を振り返り大いに反省させられる。
先日、あるプロジェクトで大きな喧嘩をし、2度と顔も見たくないと思う会社の人間から、近くに赴任してきたのでご挨拶ですと数年ぶりに連絡を貰った。過去に囚われず、心を開いて歩み寄ってくる態度に、ただただ嬉しく感じた。マンデラさんの本に出会い、会社の人間から連絡を貰ったことは偶然ではないと思う。自分を変える切っ掛けにしないといけない。
マンデラさんのように「心を開いて、他者に自ら歩み寄り、辛抱強く良く話を聞き、落ち着いて良く考える」、2021年に心掛けたい。寛大で思慮深い人間でありたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?