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今日は事例4について話したいと思います。

私の職業は銀行員です。当然財務は得意だと思われます。たぶん得意な部類だと思いますが、ただ事例4で得点を取ることとは別物だと思います。

その要因ははっきりしています。それは80分しか試験時間が無いからです。診断士試験が120分試験時間があれば余裕で得点ゲットが出来ます。

ただ80分という試験時間がいやらしいです。焦ると簡単に自滅してリカバリーが難しいです。一つ計算過程を間違えるとドボンになりやすいですし・・・。

令和元年度事例4は正直難易度は低かったと思います。昨年の事例4で合格点が取れなかった人にはすいません。ただ試験時間を全く考慮せず昨年の事例4を解いていただければ分かりますが、多年度生であれば余裕で解ける問題だと思います。

それならば、みんな高得点取れると思うでしょう。でも得点差は生まれてきます。

その一番の要因はケアレスミスではないでしょうか。

普段ご自宅で勉強する際はプレッシャー無く過去問演習ができるでしょう。ただし本試験では環境が違います。緊張はもちろんあります。ただ一番辛い事は疲れが半端ないことです。

事例4は2次試験の最終科目です。その前に事例1から事例3まで解いている状態です。単純に体力的にキツイです。

また事例1から事例3まで出来が悪い場合、事例4で一発逆転を考えます。高得点を取って全てをチャラにしてしまおう。こんな考えを持つ受験生は多いと思います。私もこの一人でした。

高得点を取ろうとすると80分の試験時間を当然全ての問題を頑張って解きます。でも頑張って解く事は焦りが自然と生まれます。途中で計算間違いを起こしていても完全無視・・・。

試験終了後自分では解答できた気がしているだけで、蓋を開けたら全く出来ていない事が十分ありえます。

80分の試験時間の中で事例4を完璧に攻略する事は難しいです。これは多少の諦めが必要です。

具体的には解ける問題と解けない問題を見極める事が重要です。

100点を取る戦略では無く70点をコンスタントに取る戦略が求められます。事例4の戦略については特に重要です。

初学者の方は過去問の基礎論点をがっちりマスターする事です。

多年度生の方は事例4特有の対策が必要になりますが、こちらのブログで書いていこうと思います。有料になるかも・・・。

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