見出し画像

年下の上司から学んだ一番大切なことは、「素直さ」である

みなさま、こんにちは。

物事をリード(Reader)し、
「引用・気づき・行動にてアウトプット」するリーダー(Leader)
アウトプットリーダーきらけんです。

私は会社員(IT営業マン)として働きながら、
日々、学びに時間を費やしています。

本日の学びは、『学びに重要な要素は「素直さ」である』です。

記事を紹介します。

実際のところコーチングが機能するかどうかは、コーチよりも本人の謙虚さが影響する。英語でコーチャブルと呼ばれ、松下幸之助翁が素直さと呼んだものは同一だと私は思う。受け入れるなら万物は師となる。受け入れなければコーチすら敵になる。素直さを阻害する最大の感情は恐れだ。

「Books&Apps」安達 裕哉さんの記事より為末大さんのTwitter
https://blog.tinect.jp/?p=66220

この話を聞いた時、私のある経験が頭に浮かびました。

■年下の上司に「教えてください」が言えなかった

営業部門にて、年下の上司が着任しました。
その方が新入社員の時に、私が教育を担当したAさんでした。

いくら実力主義の風土とはいえ、内心穏やかではありませんでした。

「なんで、あいつが上司になるねんっ。俺、情けないな」

なんて思っていました。

そのように思っていた為、
次々に売上を重ねるAさんに対し、聞きたいことが聞けませんでした。

「なんでそんなに営業成績がいいのかヒントを教えてくれませんか?」
実はこれが一番聞きたかったのです。

・・・・・・

けれども聞けなかった。
聞くことが恥ずかしかったのです。

■やむを得ずに、聞きました

そんな時に、大型案件の提案があり、
Aさんに提案を協力いただくことになりました。

顧客先に一緒に訪問した際、
私の提案に対し、お客様の反応が芳しくありませんでした。

すかさず、Aさん
「この度は、ご理解が及ばず申し訳ございません。
あらためてご要望をお伺いできますでしょうか」
このようにお客様に申し出されました。

お客様がほっとしたように、Aさんに対してご要望を話されました。
Aさんはその言葉を丁寧に受け止めて、確認されました。

結局、Aさんの機転のおかげで
お客様のご要望をくみ取ることができ、案件の進捗を進めることができました。

面談後、私は情けなさと、感謝の入り交じった感情で、
Aさんに聞きました。

「本日は、ありがとうございました。
なぜ、あの場で要望を聞き出すことができたのですか?」

Aさんは丁寧に、私の提案が営業目線になっており、
お客様の目線になっていなかったことを説明してくれました。

■素直に聞けた効果

素直に質問ができたことで、
Aさんが営業成績がいいヒントがわかりました。

そして、同時に上司として尊敬する気持ちが持てました。


私は、このことをきっかけに
素直に聞く大切さを学びました。

記事の後半を抜粋します。

「受け入れるなら万物は師となる。受け入れなければコーチすら敵になる。素直さを阻害する最大の感情は恐れだ。」

私は、年齢なんて関係ないのに、プライドが邪魔をして
馬鹿にされることを恐れていました。

もし、あなたが「教えてください」が言えず苦しんでいる、
かつての私のようであれば、
恐れずに、素直さを持ってください。

素直さを持てたなら、あらゆることから学べる世界が待っています。

私は素直さをもって、あらゆるものに聞き続けます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?