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AE暗唱チャレンジ No.4 (10/1~ 2022年)

こんにちは。社会人向けのオンライン英語スクール『澤田塾』を主宰している澤田健治と申します。

Authenticな英語素材を暗唱して、本質的な英語力を高めることを意図した『#AE暗唱チャレンジ』の新企画を2022年の9/10(土)からTwitter上で開始しました。

9/10(土)~10/8(土)までの現タームでは、全5回にわたって、こちらのYouTube動画(~6:21まで)を使います。
(毎週、暗唱に適した40~50秒の範囲を選定して、練習素材にします)

For anyone feeling lost in life (by Sadia)
(チャンネル名: Pick Up Limes)

今回のAE暗唱チャレンジでは、第4回目の48秒の範囲を扱います。
全5回の日程は以下の通りです。

9/10(土) 公開済み (No.1) 47秒
9/17(土) 公開済み (No.2) 49秒
9/24(土) 公開済み (No.3) 49秒
10/1(土) 公開済み (No.4) 48秒
10/8(土) 公開予定 (No.5) 

1週間かけて、1つの暗唱課題を完成させていく形になります。

実際の暗唱トレーニングを行う前に、まずは以下の動画を使って、『ぶっつけ本番のリピート力』を測定してみてください。

*字幕に誤りがありましたので、訂正いたします。(後半の方です)
these very conflicting desires
these two very conflicting desires 

Step 1: Shadowing without text

まずは、音声だけでどれだけシャドーイングできるかチェックしてみてください。
(ただ音声を聞くだけでも構いません)

Step 2: Repeat in chunks without subtitles

次に、リピート力測定テストとして、短いチャンクごとに音声を聞き、その後のポーズの間に、そっくり聞こえた通りに英語を言ってみてください。

Step 3: Repeat in chunks with subtitles

最後に、字幕の英語を見た上で、ポーズの間に英語をリピートしてみてください。(文字のヒントがある分、リピートしやすいはずです)

ぶっつけでは、ほとんどリピートできなくても大丈夫です。リピート能力は、語学力の差が顕著に出る分野で、すぐにはできるようにならないかもしれませんが、じっくり時間をかけて伸ばしていきましょう。

AE暗唱チャレンジのトレーニングでは、リテンション力を強化できますので、VERSANT対策としても効果的です。
(VERSANTには、鬼門のリピートセクションがあります)

リピートをマスターするためのRead & Look up

リピートができるようになるためには、チャンクごと、センテンスごとで、『Read & Look up』ができるようになることが肝です。

『Read & Look up』とは、英文を音読して、見上げて(顔は上げず、前を見る=角度は平行)、記憶した英文を言う、練習法です。

英文を『Read & Look up』で覚え込んだ上で、再度、リピートに挑戦するという流れになります。

Step 1. スラッシュごとに、英文のみRead & Look up

Step 2. センテンスごとに、英文のみRead & Look up

Read & Look upの目標タイム
1分50秒以内(標準) ~1分35秒(習得)
(チャンクごと/センテンスごと共通)

スクリプト

*スラッシュごとは、 / まで、センテンスごとは、// までです

But at the same time, / I felt like an outsider. //
 
And so I was just completely torn, / and honestly I still am. //
 
Like do I stay or do I go back home? //
 
And anytime I feel lost /
or anytime I feel like I’m being pulled in different directions, … //

…it’s the words of my mom /
that actually brings me a whole bunch of comfort /
because she often says: //
 
“You will have everything you’ve ever wanted in your life, /
but just never all at the same time.” //
 
For me, it means / that it’s okay to focus on just one thing at a time /
because very likely at some point in my life /
I will have that other thing that I want instead. //
 
But it will be at the expense / of whatever it is that I have right now. //

And so kind of feeling torn between these two very conflicting desires, /
it can feel very debilitating,… //
 
…and especially if you’re an anxious person like me / and tend to overthink / which of the decisions is the best one to follow. //

Read & Look upが目標タイムでスラスラ言えるようになったら、もう一度、先ほどの動画を使って、チャンクごとのリピートに挑戦してみてください。

チャンクごとで、Read & Look up→リピートをマスターしたら、次に、こちらの動画を使って、センテンスごとのリピートにも挑戦してみてください。
(センテンスごとのリピートは難しいので、字幕アリ⇒字幕ナシの順番になっています)

最終的には、半分覚えた英文をリピートするような感じになってしまっても構いません。
(暗唱を完成させるために、結局は覚えることになりますので)

和訳を使ったトレーニング

Read & Look upとリピートをマスターしたら、以下のスラッシュ和訳を使って、『和訳英文戻し』(和訳を見て、元の英文を言う)に挑戦してみてください。(『反訳トレーニング』とも呼ばれています)

『和訳英文戻し』は暗唱の一歩手前という位置づけになりますので、実際の暗唱まで持っていく余裕がない場合は、これを暗唱と見なしても大丈夫です。(実際に暗唱まで出来る人はそう多くないので)

スラッシュ和訳

しかし同時に/よそ者のようにも感じていました
 
だから、完全に迷っていましたし/正直、今でもそうです
 
ここにとどまるか、それとも祖国に帰るか、みたいな
 
迷っているときにはいつも/
あるいは、色んな方向に引っ張られているように感じるときはいつも

母の言葉なのです/
実際に私に大きな安心感を与えてくれるのは/
なぜなら彼女はよくこう言ってくれるからです
 
「あなたは人生で欲しいと思ったものは全て手に入れるでしょう/
でも、ただ全て同時にということはないのよ」
 
私には、それは意味します/一度に一つのことだけ集中すればいいということを/
なぜなら、きっと人生のどこかの時点で/
私は、欲しいと思っている、その別のものを手にするからです、代わりに
 
でもそれは犠牲にしてなのです/今持っているものを、それが何であろうと

だから、これら2つの相反する欲望の間で悩むことは/
時に、非常に気を病むようなことになります   

しかも、特に私みたいな心配性な人で/考えすぎる傾向があるなら/
決断のどちらが、進むべき最善なものなのか

和訳英文戻しの目標タイム
65秒以内(標準)➡︎50秒以内(習熟)
(元の音声は48秒)

暗唱に持っていくまで

センテンスごとのRead & Look upが目標時間内でできるようになり、センテンスごとのリピートも完璧にできるようになったら、暗唱まではすぐです。各センテンスは記憶できているので、あとは繋げて言えるようにする練習をします。

やり方としては、次の3つのステップを踏んでいきます。

1. Read & Look upの範囲を広げていく
最初は2センテンスずつ、次に3センテンスずつ、前半と後半の2分割、というように、覚えて言う範囲を広げていきます。

2. ひたすら全体を音読&シャドーイング&オーバーラッピング
全体の流れを体が覚えてしまうくらいに、これらの音声トレーニングを繰り返します。(1週間に20~30回以上)

3. タイムを測りながらリハーサル
一通り暗唱ができるようになったら、何度もリハーサルを行い、つっかえたり、言い間違えたりする箇所がないように、穴を埋めていきます。

暗唱の目標タイム
65秒以内(標準)➡︎50秒以内(習熟)
(元の音声は48秒)

目標タイムとしては、元動画の48秒が一つの目安になりますが、今回の課題では、65秒以内で言えれば合格点です。

暗唱まで持っていくのが難しい場合は、一歩手前の『和訳英文戻し』までマスターできればOKです。

『#AE暗唱チャレンジ』はTwitter上での企画ではありますが、Twitterをやられていなくても、毎週こちらのnoteや僕のYouTubeチャンネルをチェックいただければ取り組めるようになっていますので、一緒に頑張っていきましょう☆

澤田健治のTwitterアカウント
https://twitter.com/sawadajukuAE

『澤田塾』(オンライン英語塾)


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