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Jobs暗唱チャレンジNo.1(3/13~ 22年)

こんにちは。社会人向けのオンライン英語塾を主宰している澤田健治と申します。

Steve Jobsがスタンフォード大学の卒業式で行った伝説のスピーチを使って、本質的な英語力を高める『#Jobs暗唱チャレンジ』という企画を2022年の3/13(日)からTwitterで開始しました。

3/13(日)から5/1(日)までの全8週間にわたって、特に心に響くこちらの4分間を完全暗唱していきます。

3/13(日) 公開済み (No.1) 34秒
3/20(日) 公開予定 (No.2) 32秒
3/27(日) 公開予定 (No.3) 37秒
4/3(日) No.1~No.3の総復習
4/10(日) 公開予定 (No.4) 39秒
4/17(日) 公開予定 (No.5) 38秒
4/24(日) 公開予定 (No.6) 38秒
5/1(日) No.4~No.6の総復習

以下のYouTube動画では、第1回目の『#Jobs暗唱チャレンジ』の課題として、冒頭の34秒を6ステップで練習できるようになっています。
(リピート練習が中心)

6ステップでトレーニング

この動画では、6ステップで、主にリピート(=リプロダクション)の練習をしていきます。

リテンション力を強化できますので、GIUチャレンジ同様、VERSANT対策としても効果的です。

~チャンクごとでリピート~
Step 1. 音声だけで、『ぶっつけリピート』
(チャンクごとに、どれだけリピートできるか実力測定)
Step 2. 文字を見て(リピート中は見えない)
Step 3. 音声だけで、もう一度
~全体の練習~
Step 4. 文字を見ながらオーバーラッピング (=ピッタリかぶせて音読)
     or
            文字を見ないでシャドーイング (=少し遅れて言う)

全体の音声を使って、シャドーイングの練習だけされたい場合は、こちらの動画ツイートもご利用いただけます。

~センテンスごとにリピート~
Step 5. 文字を見て(リピート中は見えない)
Step 6. 音声だけで

Step 6の音声だけでセンテンスごとのリピートができるようになれば、全体の暗唱までは、あと少しです。

リピートをマスターするためのRead & Look up

GIUチャレンジ同様、リピートができるようになるためには、チャンクごと、センテンスごとで、『Read & Look up』ができるようになることが肝です。

『Read & Look up』とは、英文を音読して、見上げて(顔は上げず、前を見る=角度は平行)、記憶した英文を言う、練習法です。
↓こちらの動画ツイートで、GIUチャレンジのRead & Look upの様子が見れます。
https://twitter.com/sawadajukuAE/status/1347814985087426563?s=20&t=z3b32-jVhX3iKiCkOak5RA

英文を『Read & Look up』で覚え込んだ上で、再度、リピートに挑戦するという流れになります。

Step 1. スラッシュごとに、英文のみRead & Look up
Step 2. センテンスごとに、英文のみRead & Look up

*スラッシュごとは、 / まで、センテンスごとは、// までです。

目標タイム (スラッシュごと/センテンスごと共通)
1分10秒以内(標準) ➡︎ 55秒以内(習熟)

スクリプト

My third story is about death. //

When I was 17, / I read a quote that went something like: //

“If you live each day as if it was your last, /
someday you’ll most certainly be right.” //

It made an impression on me. //

And since then, for the past 33 years, /
I've looked in the mirror every morning and asked myself: //

“If today were the last day of my life, /
would I want to do / what I am about to do today?” //

And whenever the answer has been “No” / for too many days in a row, /
I know I need to change something. //

Read & Look upが目標タイムでスラスラ言えるようになったら、もう一度、動画を使って、リピートに挑戦してみてください。

最初は、スラッシュごとで、Read & Look up→リピートをやり、次にセンテンスごとで、Read & Look up→リピートをやるという形で進めるとよいでしょう。

Read & Look upをマスターすると、当然、よりリピートがしやすくなりますが、半分覚えてしまったような形になって大丈夫です。
(暗唱を完成させるために、結局は覚えることになりますので)

和訳を使ったトレーニング

Read & Look upとリピートをマスターしたら、以下のスラッシュ和訳を使って、『和訳英文戻し』(和訳を見て、元の英文を言う)に挑戦してみてください。(『反訳トレーニング』とも呼ばれています)

『和訳英文戻し』は暗唱の一歩手前という位置づけになりますので、実際の暗唱まで持っていく余裕がない場合は、これを暗唱と見なしても大丈夫です。

スラッシュ和訳

3つ目の話は、死についてです

私が17歳のとき/次のような引用文(言葉)を読みました

「もし毎日を生きたら、あたかも(人生)最後の日のように/
いつか、確実にその通りになるでしょう」

それは私の印象に残りました (私にとって印象的でした)

そして、それ以来、過去33年間/
私は毎朝、鏡を見て、自分にこう問いかけてきました

「もし今日が人生最後の日だとしたら/
自分はしたいと思うのだろうか/今日、これからやろうとしていることを」

そして、その答えがずっとNoであるときはいつも/
あまりに何日も連続して/
何かを変える必要があることに気付くのです

和訳英文戻しの目標タイム
50秒以内(標準)➡︎34秒以内(習熟)
(元の音声は34秒)

暗唱に持っていくまで

センテンスごとのRead & Look upが目標時間内でできるようになり、センテンスごとのリピートも完璧にできるようになったら、暗唱まではすぐです。各センテンスは記憶できているので、あとは繋げて言えるようにする練習をします。

やり方としては、次の3つのステップを踏んでいきます。

1. Read & Look upの範囲を広げていく
最初は2センテンスずつ、次に3センテンスずつ、前半と後半の2分割、というように、覚えて言う範囲を広げていきます。
2. ひたすら全体を音読&シャドーイング&オーバーラッピング
全体の流れを体が覚えてしまうくらいに、これらの音声トレーニングを繰り返します。(1週間に20~30回以上)
3. タイムを測りながらリハーサル
一通り暗唱ができるようになったら、何度もリハーサルを行い、つっかえたり、言い間違えたりする箇所がないように、穴を埋めていきます。

暗唱の目標タイム
50秒以内(標準)➡︎34秒以内(習熟)
(元の音声は34秒)

目標タイムとしては、元動画の34秒が一つの目安になりますが、今回の課題では、50秒以内で言えれば合格点です。

暗唱まで持っていくのが難しい場合は、一歩手前の『和訳英文戻し』までマスターできればOKです。

#Jobs暗唱チャレンジ 』はTwitterでの企画ではありますが、Twitterをやられていなくても、毎週こちらのnoteや僕のYouTubeチャンネルをチェックしていただければ、一緒にできるようになっています。

『AE暗唱非同期クラス』のご案内

僕が主宰する社会人向けオンライン英語塾『澤田塾』では、生英語素材の暗唱を中心に、本質的な英語力を身に付ける指導を週末に行っており、非常に高いレベルで暗唱を実践されている生徒さんがたくさんいらっしゃいます。

澤田塾は授業時間が長く、毎週末コミットして受講し続けることが難しい人も多いため、より負担の少ない形で暗唱指導を受けられる新たな受講形態を導入することにしました。

3/20(日)より、AE(Authentic English)暗唱コースの『非同期クラス』を開講します。(第1回目の『#Jobs暗唱チャレンジ』と同じ内容)

『非同期クラス』というのは、週末にリアルタイムでオンライン授業にご参加いただく代わりに、時間差でご受講いただくスタイルになります。
(「通信教育」に似ていますが、より参加・交流型という感じです)

『非同期クラス』の利点の一つは、Flipgridという動画共有プラットフォームに暗唱動画を投稿して、暗唱本番を披露する機会があるところです。

AE非同期クラスの詳細↓
http://wholenewideas.blog118.fc2.com/blog-entry-549.html

発音指導コラボの可能性

僕によるフィードバックだけでなく、将来的には、発音指導に特化した他の先生ともコラボして、Flipgrid内で音声や動画によるフィードバックが受けられるような形も構想しています。
(仲良くさせていただいている発音専門の先生に相談することを絶賛躊躇中)

澤田健治のTwitterアカウント 
https://twitter.com/sawadajukuAE

『澤田塾』(オンライン英語塾)
http://wholenewideas.blog118.fc2.com/blog-entry-53.html

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