見出し画像

AE暗唱チャレンジ No.2 (9/17~ 2022年)

こんにちは。社会人向けのオンライン英語スクール『澤田塾』を主宰している澤田健治と申します。

Authenticな英語素材を暗唱して、本質的な英語力を高めることを意図した『#AE暗唱チャレンジ』の新企画を2022年の9/10(土)からTwitter上で開始しました。

9/10(土)~10/8(土)までの現タームでは、全5回にわたって、こちらのYouTube動画(~6:21まで)を使います。
(毎週、暗唱に適した40~50秒の範囲を選定して、練習素材にします)

For anyone feeling lost in life (by Sadia)
(チャンネル名: Pick Up Limes)

今回のAE暗唱チャレンジでは、第2回目の49秒の範囲を扱います。
全5回の日程は以下の通りです。

9/10(土) 公開済み (No.1) 47秒
9/17(土) 公開済み (No.2) 49秒
9/24(土) 公開予定 (No.3)
10/1(土) 公開予定 (No.4)
10/8(土) 公開予定 (No.5) 

1週間かけて、1つの暗唱課題を完成させていく形になります。

実際の暗唱トレーニングを行う前に、まずは以下の動画を使って、『ぶっつけ本番のリピート力』を測定してみてください。

Step 1: Repeat in chunks without subtitles

最初に、リピート力測定テストとして、短いチャンクごとに、音声を聞いて、その後のポーズの間に、そっくり聞こえた通りに、英語を言ってみてください。

Step 2: Repeat in chunks with subtitles

次に、字幕の英語を見た上で、ポーズの間に英語をリピートしてみてください。(文字のヒントがある分、リピートしやすいはずです)

Step 3: Shadowing or overlapping with text

最後に、テキストを見ながら、シャドーイング、またはオーバーラッピングをしてみてください。
(これは一番簡単です)

ぶっつけでは、ほとんどリピートできなくても大丈夫です。リピート能力は、語学力の差が顕著に出る分野で、すぐにはできるようにならないかもしれませんが、じっくり時間をかけて伸ばしていきましょう。

AE暗唱チャレンジのトレーニングでは、リテンション力を強化できますので、VERSANT対策としても効果的です。
(VERSANTには、鬼門のリピートセクションがあります)

リピートをマスターするためのRead & Look up

リピートができるようになるためには、チャンクごと、センテンスごとで、『Read & Look up』ができるようになることが肝です。

『Read & Look up』とは、英文を音読して、見上げて(顔は上げず、前を見る=角度は平行)、記憶した英文を言う、練習法です。

英文を『Read & Look up』で覚え込んだ上で、再度、リピートに挑戦するという流れになります。

Step 1. スラッシュごとに、英文のみRead & Look up

Step 2. センテンスごとに、英文のみRead & Look up

Read & Look upの目標タイム
2分以内(標準) ~1分45秒(習得)
(チャンクごと/センテンスごと共通)

スクリプト

*スラッシュごとは、 / まで、センテンスごとは、// までです

It’s really easy to get caught up /
in our everyday lives / and in our never-ending list of to-do’s. //
 
And you might remember / in a video of ours from a couple of years back /
I had recommended / trying to focus our attention on Quadrant 1 /
of the Eisenhower Decision Matrix. //

So in short, / the matrix divides our to-do list / along two axes: //

…things that are urgent and things that are important. //

And Quadrant 1 is where items fall / that are both urgent and important. //

These are things like finishing deadlines /
or responding to emails. //

But beware of the urgency trap. //
 
Working on the items that are in quadrant one /
is great from a productivity perspective. //

But it’s often at the expense of making time /
for working on the items that are in Quadrant 2. //

The tasks that are in Quadrant 2 /
are those that are less urgent but more important. //

And so usually it’s the tasks /
that are more meaningful and that spark joy. //

Read & Look upが目標タイムでスラスラ言えるようになったら、もう一度、先ほどの動画を使って、チャンクごとのリピートに挑戦してみてください。

チャンクごとで、Read & Look up→リピートをマスターしたら、次に、こちらの動画を使って、センテンスごとのリピートにも挑戦してみてください。
(センテンスごとのリピートは難しいので、先に字幕を見ながらのリピートが入っています)

センテンスごとのリピートは凄く難しいので、最初はほとんどできなくても大丈夫です。Read & Look upで英文を覚え込んだ上で再度トライすると、できるようになります

最終的には、半分覚えた英文をリピートするような感じになってしまっても構いません。
(暗唱を完成させるために、結局は覚えることになりますので)

和訳を使ったトレーニング

Read & Look upとリピートをマスターしたら、以下のスラッシュ和訳を使って、『和訳英文戻し』(和訳を見て、元の英文を言う)に挑戦してみてください。(『反訳トレーニング』とも呼ばれています)

『和訳英文戻し』は暗唱の一歩手前という位置づけになりますので、実際の暗唱まで持っていく余裕がない場合は、これを暗唱と見なしても大丈夫です。(実際に暗唱まで出来る人はそう多くないので)

スラッシュ和訳

本当によくありがちなことです、手いっぱいになってしまうのは/
日々の生活で/そして、決して終わることのない、やることリストで
 
覚えているかもしれません/数年前のビデオで/
私がお勧めしたことを/注意を第1領域に集中するようにすることを/
アイゼンハワー意思決定マトリクスの
 
手短に言うと/このマトリクスは私たちのやることリストを分けます/2つ軸で
 
緊急なことと、重要なことです
 
そして、第1領域は項目が来るところです/緊急かつ重要な
 
これらはことです、締切に間に合わせるなどの/
あるいは、Eメールに返信するなどの
 
しかし、緊急の落とし穴に注意してください
 
第1領域にある項目に取り組むことは/
素晴らしいことです、生産性という観点では
 
しかし、それは時間を作ることを犠牲にしていることが多いのです/
第2領域にある項目に取り組むための
 
第2領域にあるタスクは/
緊急性は低いけど、より重要なものです
 
だから、それは大抵タスクなのです/
より有意義で、ときめく(喜びを引き起こす)

和訳英文戻しの目標タイム
65秒以内(標準)➡︎50秒以内(習熟)
(元の音声は49秒)

暗唱に持っていくまで

センテンスごとのRead & Look upが目標時間内でできるようになり、センテンスごとのリピートも完璧にできるようになったら、暗唱まではすぐです。各センテンスは記憶できているので、あとは繋げて言えるようにする練習をします。

やり方としては、次の3つのステップを踏んでいきます。

1. Read & Look upの範囲を広げていく
最初は2センテンスずつ、次に3センテンスずつ、前半と後半の2分割、というように、覚えて言う範囲を広げていきます。

2. ひたすら全体を音読&シャドーイング&オーバーラッピング
全体の流れを体が覚えてしまうくらいに、これらの音声トレーニングを繰り返します。(1週間に20~30回以上)

全体の音声を使って、シャドーイングの練習だけされたい場合は、こちらの動画ツイートもご利用いただけます。

3. タイムを測りながらリハーサル
一通り暗唱ができるようになったら、何度もリハーサルを行い、つっかえたり、言い間違えたりする箇所がないように、穴を埋めていきます。

暗唱の目標タイム
65秒以内(標準)➡︎50秒以内(習熟)
(元の音声は49秒)

目標タイムとしては、元動画の49秒が一つの目安になりますが、今回の課題では、65秒以内で言えれば合格点です。

暗唱まで持っていくのが難しい場合は、一歩手前の『和訳英文戻し』までマスターできればOKです。

『#AE暗唱チャレンジ』はTwitter上での企画ではありますが、Twitterをやられていなくても、毎週こちらのnoteや僕のYouTubeチャンネルをチェックいただければ取り組めるようになっていますので、一緒に頑張っていきましょう☆

澤田健治のTwitterアカウント
https://twitter.com/sawadajukuAE

『澤田塾』(オンライン英語塾)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?