GWに迷い込んだ「ぬか漬け」ワンダーランドについて

GWが今日で終わる。当初に感じた尋常ではない長さも、後半になる連れて加速度的に早くなった。ああ、、もう終わってしまうのね。。。という寂しさと、やっと人間に戻れると若干ホッとしたような不思議な気持ちだ。

このGWは特に、どこかにいったわけでもないが、非常に満足感の高い休みだった。

GWのおもひで

GWでの思い出はぬか漬けをつけて、ひたすらそれを食べたということだけだった。

それ以外、僕はGWで何もしていない。

ただひたすらにお漬物と向き合い続けたのだ。

お漬物の本質はぬか漬けこそが存在したと気づいた。

今回は、そんなワンダーランドに迷い込んだGWを振り返りたい。

始まりは浅漬けだった。

最初からぬか漬けしようと考えたわけではなかった。

酒のつまみはこってりしがちもっとヘルシーなものに！と考えて出てきたのが浅漬けだった。

浅漬けはいうなれば、絶対王政の様な王道ど真ん中な美味しさである。

（※押しつぶされているのはニンジンです。）

そういえばかあちゃんも家で作っていたなとそんな懐かしさも感じる逸品である。

エバラが出している浅漬けの仕上がりが好みで、しかも簡単に出来たので度はまりした。

あっさりしているが、３時間ほどのつければできる。この時に食べたのはカブ・大根・きゅうり。安定の旨さだった。

次に試したのが下記の、昆布出しバージョン。

香りが豊かで若干塩分量はお多い。昆布好きにはたまらない味わいだった。

また、セロリが好きなので、セロリの酢漬けを作るために、ミツカンの酢でさっぱりと仕上げた。酢漬けきゅうりも試したがきゅうりも美味しい。わかめと一緒に食べると、健康的な味にホッと一息つける

浅漬けの素の消費は比較的早い。たった一日で一本使ってしまう。その為、しばしば近所のライフに足を運んでいた。その際にたまたま、浅漬けの本の下においてあったのがこれだった。

ぬかみその素

乳酸菌が生きている。。。ごくり。。。

「ああ、ぬか漬けってそういえば自分で作れるんだ～」驚きだった。

速攻、このぬか漬けパックをキュウリ・なすと一緒に買った。

この瞬間、僕は「ぬか漬け」ワンダーランドに入国した。

つけるだけで簡単にできると書いている通り、

何の苦労もなく野菜を中にいれるだけ、美味しい漬物ができた。

「革命だ。。。」　思わず声が漏れる。　

この時、脳裏をよぎったのは、旗を持って民衆を導く女性の姿。

（※横たわっているのはナスです。）

お漬物革命がGW中に起こるとは想像もしていなかった。

下の画像は大量にお漬物をつけた後のパックです。

この日から、

きゅうり

かぶ

にんじん

キャベツ

ナス

お漬物にすると思わしき野菜は、この黄色い袋の中に吸い込まれていき、気が付けば日がな一日

ぼりぼりぼりぼり.....

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり

と、お漬物をかじる毎日。

その姿はまるで、ぬかづけの妖怪のようであった。

塩分は比較的に多く含まれているため、高血圧へドンドン近づく母方の家系は高血圧の家系である。一歩一歩死に近づいているのだ。そのうち本当ゾンビになりそうだ。

しかし、そんなぬか漬けには良い所はいっぱいある。

こめぬかを発酵させたものがぬかみその正体であり、そのために、ぬかみそには植物性乳酸菌やビタミンB1・B2など大量に含まれている。

ほとんど栄養価が無いと言われるきゅうりなどの食材もぬかみそにつける事で何十倍も栄養が取れるようになるそうだ。

自分でぬかみそつける事が出来るために、既製品にはない野菜もつける事ができる。

例えば、パプリカなど。。。

別角度から

美味しそう。。。

野菜をぬかみそにつける時の爽快感は、なんとも言えない気持ちだ。

サン・ベルナール峠を通り抜けるナポレオンの様にたくましく育ってほしい。

（この後、美味しくいただきました。）

おわりに

自分だけのお漬物をつけてシャンペンと一緒にごくりとやれば、自分が知らなかった世界がおそらく見えてくるはずである。

「ぬか漬け」ワンダーランドへは450円＋野菜代のビザ代を支払えば入国できるので、ぜひ気軽に行ってみて欲しい。

（追記）こんなくだらない記事を、GWの最終日に書いて悲しくなってきたのは秘密です。