がっかり通信vol.5

先月、立続けに休日出勤がありました。
とはいっても同じお客さまで週2回にわたって来ていただきました。
内容的には休日のいわゆるタダ働きというやつでした。先々月の会議でお話ししたものです。

最初の休日のご来社はご家族の同席で3名でした。
翌週にご契約準備で奥様がご来社されたので計4本のお茶をお渡ししました。
私は気が利かず、彼女が全て準備していました。

次の日の月曜日に彼が「契約できたんですか?」と心配そうに聞いてきます。
私と彼女も「お客さまには迷惑をかけちゃったけど何とか出来たよ。いい人で良かった。」と答え、「よかったですね」と彼も胸をなでおろしました。

その日の午後、彼は休憩から戻ってくると「お茶が冷蔵庫にいっぱい入っているけど?」と彼女に聞いています。彼女は「そうです、お客さま用に買っておいたんです。」と答えていました。
彼は「わかった。成約とかのご案内の長くなりそうなお客さまに渡してしていいのね」と言うんです。
「そこは違うだろ~」と思ったら、一瞬間があって「…そうですね」とだけ答えてました。

彼が席を外した際に「お茶って予算で買えますか?」と聞いてきた彼女。
そりゃそうだよね。自分で買ったお茶は自分のお客さまだけにあげたいよね。と思いそんな予算なんてないのに「いいよ」と答えてしまった私。
仕方ない部署円満のためにはカインズにでも行って自腹切るかと念のため予算残高を見てみたら
彼の夏衣装で皆無なはずの「夏の経費」が残っているじゃありませんか。
よくよく見てみたら夏衣装は1か月出張の時に先輩が普通の消耗品で落としてそのまま通ってしまっていました。
丸々残っていた「夏の経費」をこれ見よがしに全部お茶につぎ込んでやりました。

もしかしたらあとから「この夏衣装は消耗品では買えません」と連絡が来て、普段使いができて休日にAEONで買い物で着ているかもしれない彼の夏衣装代を私が払うことになってしまう最悪の事態になってしまうかもしれません。

他の方はどうか知りませんが、休日出勤はまずは管理者が出るものと私自身は思っているので何も言いません。
ただ、2回も続けて休日出勤があったんだから担当している彼女はともかく「私出ましょうか?」のやさしさがあってもいいのになぁと思った今日この頃です。

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