トヨタ生産方式

今回の「トヨタイムズ」で紹介されているのは大正10年創業の老舗雨合羽メーカー「船橋株式会社」(愛知県)。

 経産省の要請を受け、新型コロナウイルス感染拡大に伴い需給が逼迫する医療用防護ガウンを増産しようと、新聞広告で”有志”を募ったところ真っ先に手を挙げたのがトヨタ自動車。
 早速トヨタ生産方式の伝道師が現場に派遣され、様々なカイゼンを重ねた結果、1日500枚だった同社の生産能力が6,000枚を超えるまでに向上したほか、その生産方式を域内の他社にも展開することで、生産量が100倍に伸びた、というストーリーです。

 この動画が教えてくれることは、非連続な成長は決して同業者のアイデアから起こらないということ。
 事業の生産性を飛躍的に高めるための問題発見やその解決に”外部の目”を入れることがいかに重要であるかということを考えさせられます。

 人材紹介サービスの品質や生産性を高めるための議論も、これまでの成功体験とは別の視角から考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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