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全国選抜ジュニアテニス大会を観戦して思ったこその2。

3児の父。プロテニス選手のツアーコーチをしています。

下記の記事を沢山のジュニアの親御様、テニスコーチに読んでいただきました。ありがとうございます。そしていつも読んでます!なんてお声かけしていただきありがとうございます。選手を選ぶ立場の人はどのような人材が相応しいのでしょうか。

1.元トッププレーヤーでいいと思います。
現在であれば男子元ATP50位以内。女子なら30位以内。そこから先ず声かけをして上位が断ったら少しずつ下がっていくみたいな感じ。(ダブルスも)ATPのエントリーリストと同じようにリストアップする。だから誰が断ったかもすぐ分かる。笑。中途半端な基準でコーチを選ばないと思うし、政治的な元先輩とか後輩だからとか仲が良いとか。。。なくなると思うんですよね。
ちなみに名選手でなくても名コーチはいるとは思うがそれはあえて入れない。
そういう著名な名コーチは選ぶ側に入らなくても自然に次から次に選手が集まってくるからです。それを取ってしまうと選手がツアーを回れなくなってしまいます。

2.契約は4年。
契約は先ず4年。結果が出たら継続。オリンピックJOCから資金が出ているのであれば尚更。メダル獲得であれば継続。取れなかった時点で契約終了。などコーチにも首や解雇がある世界にしないとずーーーーーーーーーーと変わらない。

選手は結果が出ないと外されたりするのに、コーチは結果が出なくても外されないのはおかしい。

極論言うと私も無能で結果がついてこなかったのですが、4年で結果が出なければ8年やっても出ないでしょう。
日本の組織って結果で人を切れないんですよね。それに比べ中国はすぐに切ったり引き抜かれたりします。そうやってチャレンジしています。環境変わらず引き抜かれたりしないって大丈夫?と思ってしまいます。結果がでてたら必ず引き抜かれるはず。

3.資金がない。
仕方ないですよね。でも無駄を全て切って、資金がないなら資金を作れる優秀な人材を選び優秀なコーチを取れるようにすれば良いのではないでしょうか?
無駄って結構ありますよ。無駄とは言わないけれど使いきれていないというか。。。それはそのコーチの責任ではなくそのコーチを派遣している組織に問題がある。

結論  誰もが認める元選手が育成と強化に携わる必要がある。

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