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スペインから帰国

3児の父。プロテニス選手のツアーコーチをしています。

3大会を予定していた遠征。最後の1週は体調不良のために帰国することになりました。残念です。

思い描いていたスペインでの試合、練習、トレーニングはできませんでしたが、
チャレンジした選手、ご両親、長嶋コーチの決断は正しかったと思います。

立っているのも困難の中、2週連続シングルスベスト8,
1週目ダブルス準優勝は立派な成績です。

この遠征をきっかけにコンディションを整えれば十分勝てるチャンスはあると思える遠征になったと思います。今回はクレーでの試合は1試合でしたが私の考えは

日本人が本気でトップ100を目指すならクレーに対する苦手意識をなくすことが不可欠という考え方の持ち主です。クレーに対する苦手意識をなくすことは、同時に「テニスの多彩さ」を獲得することと思っています。

1年の内、ヨーロッパや南米での数週間クレーでプレーするだけでどの程度改善できるかは分かりません。しかし、相手の多彩な攻めや状況に合わせた多彩な対応の仕方を取り入れることができたら、将来トップ100に間違いなく近づいていくと思います。

しかしその反対に私を含め、いつも間にか比較的勝ちやすい地域か、安く収まる地域を中心に遠征してしまうのも事実だと思います。しかしそれでは本物には遠くなるでしょう。選手の関係者のご理解と行動力に心から感謝申し上げます。


会場で偶然の再会。お互いの充実を語り合いバルセロナを後にしました。

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