熊谷知事のお知らせ『農林水産業の振興』

おはよう御座います。銚子市の市議会では現在新年度予算の予算案を予算委員会で審議中です。本日は午前中10時より産業建設員会。産業建設委員会委員長として議事進行を努めさせていただきます。午後1時30分から産業建設委員会所管の予算委員会が開かれます。様々な観点から質疑していきたいと思います。
委員会は傍聴も出来ますので、関心のある方は是非お越しください。
先日、熊谷知事より県の新年度予算案のご紹介がございましたので、掲載させていただきたいと思います。ぜひ、ご覧ください。


新年度予算案のうち、農林水産業の振興について紹介します。規模拡大を目指す農業者への支援強化、梨の生産規模拡大に向けた新たな支援、県産肉用牛の品質向上に向けた新たな支援制度など、さらなる農業振興に向けての取組を強化しています。

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<農林水産業の成長力の強化>

○ 「稼げる農業」の実現に向け、本県農業をけん引する経営体の育成を図るため、規模拡大等を目指す農業者に対してソフト・ハード両面からの支援を強化します。

○ 農業、畜産業及び水産業の生産性の向上や作業の省力化を図るため、スマート技術を活用した取組に対して支援します。

○ 国内外で需要が急拡大するさつまいもの生産拡大に必要な施設整備を支援するとともに、生産量等で全国一位を誇る梨について、担い手の確保や生産規模の拡大を図るため、支援体制を強化します。

○ 米価の安定や飼料用米の需要増に対応するため、新規需要米への転作を引き続き推進するとともに、新たに、需要増が見込まれる輸出用米の生産コスト低減等に向けた機械導入を支援します。

○ 肉用牛のブランド力の向上を図るため、牛肉の品質として重要な「脂肪の質」の向上に向けた取組に対して新たに支援します。

○ 経営の大規模化による生産性向上や担い手不足への対応を図るため、農地中間管理機構等を活用した農地集積を支援します。

○ イノシシなど有害鳥獣の被害防止のため、捕獲事業や防護柵の設置に対する助成等を行います。また、捕獲体験やふるさと納税などを通じて参加していただく「千葉県有害鳥獣捕獲協力隊」を活用して、有害鳥獣対策やジビエへの関心を高め、幅広い担い手の確保を目指します。

○ 海藻の繁茂する藻場の消失を防ぐため、漁業者の藻場回復の取組を支援するほか、新たに、食害魚の捕獲促進や、藻場の整備、養殖によるブルーカーボン 創出の取組を推進します。

○ 水産物の生産・流通機能の強化を図るため、銚子漁港等の漁港施設整備や長寿命化対策、市場機能の強化を推進します。また、漁港を活用した「海業」の推進を図るため、新たに基本構想や活用推進計画を策定するとともに、地域が 行う取組を支援します。

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<次世代を担う人材の育成・確保>

○ 本県農業をけん引する大規模経営体の育成を図るため、規模拡大を目指す経営者を対象に経営コンサルティングや人材育成の支援を新たに行います。 また、新規就農者を確保するため、新たに、マネジメントの知見を有する経済系大学の学生にPRを行うほか、新規就農者に対して資金を支援します。

○ 漁業の担い手確保のため、地域が行う先進的な取組を支援するとともに、 令和6年度から労働環境改善に向けた取組に支援を行います。

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<市場動向を捉えた販売力の強化>

○ 県産農林水産物の魅力を消費者に浸透させ、需要の創出・拡大につなげるため、「千葉県の顔」となる品目を核とした集中プロモーションを行うことで県産 農林水産物全体のイメージアップを図ります。

○ 県産農林水産物の輸出を促進するため、国内外におけるPR活動や輸出に取り組む事業者等への支援を行うほか、令和6年度は新たに輸出に取り組む事業者を対象に、輸出バイヤーとのマッチングや専門家の助言などの支援を行います。

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