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熊谷知事のお知らせ「HELLO!コレクションZOZO×千葉県立美術館」について

千葉県立中央博物館と千葉県立美術館それぞれを充実させる計画と、6日から始まった地域連携展「HELLO! コレクション ZOZO×千葉県立美術館」を紹介します。

中央博物館では県内博物館活動の拠点として機能を強化し、魅力を向上させるため「千葉県立中央博物館みらい計画」を策定しました。

館の基本コンセプトを「多彩な特徴をもつ半島ちばの未来を切り拓く」とし、目指す姿として「千葉の自然と歴史、文化を見つけ、伝え、残す博物館」、「千葉から世界に拓く博物館」の2つを掲げました。

今後この計画をもとに資料の収集・保管や調査 研究、展示、教育普及などの博物館活動を行うとともに、施設整備計画を策定し、ハード・ソフトの両面で目指す姿の実現に向けて取り組んでいきます。

次に県立美術館では県民に寄り添った魅力ある美術館として生まれ変わるため「千葉県立美術館活性化基本構想」を策定しました。

この構想では「アートを問う」を基本理念に、県立美術館が人々が行き交い対話する場となり、千葉から未来へ新たな文化をつむいでいくことを目指すこととしました。

これを実現するため、「千葉発のアートシーンを創出し、新たな出会いと発見の場となる」など、4つの活動方針のもと取り組んでいきます。

今年、開館から50周年を迎える県立美術館はこの構想をもとに新たなスタートを切ります。

この記念すべき年の最初の展覧会は6日から始まった「HELLO!コレクションZOZO×千葉県立美術館」です。

https://www.chiba-muse.or.jp/ART/event/events/event-5110/

本展は次世代を担う子どもたちに向けた活動に取り組む地元企業ZOZOとの連携が実現したもので、県立美術館のコレクションとZOZOが持つ現代アートが出会う初めての展覧会です。

ZOZOが持つ井田幸昌ら気鋭の若手アーティストが手掛けるまさに「いま」を駆け抜ける現代アートと、県立美術館がもつ近代以降に新たな表現を追い求めた作品をあわせて展示することで、各時代の「現代アート」が次の時代の表現へ結びつくさまを紹介し、「現代アートとは何か」をひもときます。

また、会期中はZOZOコレクションの作家であるHi-dutchら、世界で活躍する若手アーティストが来館し、子ども向けのワークショップを開催します。  

作家とともに創作活動に挑戦し、「新しい価値をソウゾウ」する体験をしてみてはいかがでしょうか。

今回策定した計画・構想をもとに新たに生まれ変わる県立博物館・美術館の今後の活動にぜひご注目ください。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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