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熊谷知事のお知らせ『県立美術館』

県立美術館と中央博物館の夏の展示を紹介します。

今年、開館から50周年を迎える県立美術館では千葉みなとエリアを舞台にした回遊型の展覧会『プロジェクト ウミノウエ 五十嵐靖晃 海風』展を13日土曜日から開催します。


本展は千葉県出身のアーティスト・五十嵐靖晃氏が手掛ける参加型のアートプロジェクトです。

ボランティアや地元小学生とともに作り上げた作品を館内のみならず、千葉ポートパークや「さんばしひろば」など、千葉みなとエリア各所に展示することで人と人とをつなぎ、この地域に新たな文化をつむいでいきます。

また、近隣施設とのコラボレーションにより、観光クルーズ船の割引や、「海風」オリジナルカクテルの提供など、エリア全体のさまざまな魅力をお楽しみいただける企画もご用意しました。

さらに、この夏は学生のアート体験を応援するため、高校生・大学生の入場料を無料にするキャンペーンも実施します。

ぜひ、アートを通じて、千葉みなとの海風を感じてみてはいかがでしょうか。

次に、中央博物館では房総発祥の漁師の祝い着「万祝」をテーマにした展覧会を今月27日土曜日から開催します。

大漁の祝いとして贈られた「万祝」は背と裾にめでたい絵柄や大漁の様子が鮮やかに描かれ、海に生きる人たちの喜びや誇りがつまっています。


本展は千葉から北は青森、西は静岡まで広がった各地の万祝が一堂に会する初めての展覧会です。

現在にも続く色鮮やかで魅力的なデザインや受け継がれてきた染色技術など、さまざまな視点で万祝を紹介することで、漁師の営みとしての一面だけでなく、海に育まれた豊かなちばの文化を感じていただけます。

また、夏休みに合わせて、万祝の試着や万祝デザインのプリント体験、職人と一緒に染め物を作るワークショップなど、楽しく学べるイベントも多数開催します。

いずれも千葉の宝である海の魅力の詰まった展示です。この夏は、美術館・博物館でちばの多彩な海の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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