FP1級実技試験(6月6日)part2 面接内容

※ご注意ください!
以下の内容は実技試験の回答ではありません。
あくまで私の面接官とのやり取りになります。
実技試験の雰囲気を感じてもらうことが主な目的です。

問題
以下のURL参照ください

https://www.kinzai.or.jp/uploads/lib/question/202106/fp01_j_0606part2.pdf

《15分で読み込めた概要》
建物は長女が建てた。当時2人の息子は反対。
しかし長女は死亡。今は義理の息子(長女の夫)と孫が2人で住んでいる

義理の息子は再婚する。タワマン買いたいんだけどお金が足りない。土地を買ってくれないか。
借地権✖️面積で。不動産会社からは5200万円の提示がある。建物の評価は2000万円。


面接官の雰囲気
会話する方 ちょいロン毛、イケてる風の方
記録する方 ややふんぞり返って椅子に座ってる感じ 

それではスタートです!

《面接官》
では始めます。問題文の内容だけではFPとして、Aさんに適切なアドバイスができないと思いますのであなたが確認したいことを挙げてください。

《私》
そもそも借地権なのか使用貸借なのか
土地は文筆しているのか
土地は実測か
購入するにあたってのAさんの他の資産状況
(4つじゃ少ないかな…、突っ込まれたくないな…。)

《面接官》
はい、じゃああなた自身が確認すること教えて

《私》
(突っ込まれなかった、ラッキー。)
現地確認
登記簿謄本で権利確認
法令上の制限ないか確認
人気のある土地か市場調査
提案の妥当性
この件にかかる税務について

《面接官》
はい、わかりました。謄本どこで取るの?

《私》
法務局です。(これって本当に聞かれるんだな。)

《面接官》
面積✖️借地権分買って、っていうFさんの提案なんだけどどう思う?

《私》
うーん、そもそもすみません。これが借地権なのかわからなくて…(若干の沈黙)

《面接官》
なんか最初の質問で使用貸借か借地権か聞くって言ってたよね?で、どっちだと思うの?

《私》
私は使用貸借だと思います…
(あ、やっぱり使用貸借でいいのかな)

《面接官》
そうだよね、これ使用貸借だよね。

《私》
はい、そう思います。
(そもそも借地権じゃないが正解なの?でもこの設問ってどうなの?まじかよ。)

このあと若干この問題のやりとりあったように思いますが、この問題についてモヤっとしてしまい、ちょっと覚えてません。

《面接官》
じゃあ次ね。
建物40Mで購入してあげる
建物20Mで購入して、孫に10Mずつあげる
これに対してのメリデメは?

《私》
うーん(若干の沈黙)

《面接官》
メリットってFさんにとってね。

《私》
(まじかよ、Aさんにとってじゃないのか)

《面接官》
タワマンいくらだっけ?

《私》
40Mです。

《面接官》
じゃあ40Mだったら?

《私》
買えます。

《面接官》
建物の評価はいくらなの?

《私》
20Mです。

《面接官》
それしか評価されてないのに上回って買ってあげたらどうなるのかな。

《私》
認定課税されます。

《面接官》
そうね。

《私》
(あ、そういうことなんだと思い、以下の通り回答しました)
メリ→40Mあればタワマン買える
デメ→40Mで購入すると20M分贈与となる

《面接官》
はい。わかりました。じゃあその次の提案についてのメリデメは?

《私》
メリ→贈与かからない
デメ→お金足りない

《面接官》
お金足りないね、Fさん買えない?じゃあどうするの?

《私》
…(沈黙)

《面接官》
なんか孫とかに贈与とかできない?

《私》
相続時精算課税制度があります。

《面接官》
どっちに使えるの?

《私》
21歳の方です。(孫に21歳、18歳と年齢振ってあったの気になってた、そのフラグだったのかと気づく)

《面接官》
そうね。

《私》
21歳へ相続時精算課税制度使って25M渡して計45Mにしてあげれば贈与税はかからずに購入金額に近づけるということでしょうか。

《面接官》
まあね。孫に渡してもそれがFさんの手に渡るかはわかんないけどさ、税務面では一応ね。
それで他には何かない?

《私》
住宅資金贈与ですかね。
↑直系尊属じゃないとダメなので不正解。減点対象だと思う。

《面接官》
住宅資金贈与!?えーFさんに??
使えるの??

《私》
あ、直系尊属じゃないので使えませんでした、失礼しました。
(墓穴掘ったなー、失敗した…)

《面接官》
ちなみにこの建物誰かに買われたらどうなる?

《私》
Aさんの土地の価格が下がります。
どうにか死守したほうがいいです。
(二行目まで言えたは不明、そしてここでようやく共有持分で勝手に売られたら困る系の問題だったのかあ、と気づきます)

《面接官》
ちなみに、Fさん自宅売った時の特例ある?

《私》
30Mの控除があります。

《面接官》
これに関わる専門家教えて

《私》
税理士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士です。

《面接官》
滅失登記するの誰?

《私》
司法書士です。

《面接官》
えーー本当?

《私》
すみません、土地家屋調査士です。

《面接官》
最初に使用貸借か借地権か確認するって言ってたけど誰に頼むの?

《私》
司法書士です。

《面接官》
ええーーほんと?

《私》
弁護士です…(あーミスりすぎたなあ。どんだけ俺司法書士好きなんだ泣笑)

《面接官》
じゃあ最後ね。
家売った時の税額出してって言われたらどうするの?

《私》
特例等の使用について一般的なことは回答できますが具体的な税額は回答できません

なんで?

税理士法に、違反するからです。

はい終わります。


まとめ
過去問でいえば共有部分を勝手に売られたら自分の土地の評価も下がるから困るよね系の問題だった。

ただ過去問とは違うのは土地は使用貸借、建物保有しててさらに当人が借地権と勘違いしてるってこと。

問題文読んでる時には気づけなかった。
面接のちょうど半分くらいに行った時に気づいた。

この時点でだいぶ凹みました。
次へどう切り換えるかがカギだな、と思っていました。

part1へ続きます。



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