コノビー半狂人とは。
今、12月24日の午後22時。
今日、noteの担当らしい。
一体何を書こうか。
そもそもケイティが声をかけてくれなかったら、
忘れてエントリーに穴を開けていた。
とてもてきとーな人間だ。
もっと言えばnoteの投稿の仕方さえ未だ不明だ。
そんなことすら確認していない。
高坂さんを見てみればいい、仕事はああやって丁寧にやるものだ。
若いのにすごいなぁ。
***
ここではコノビーでの働き方とか何やらを書くらしい。
働き方。
ふと前にいた設計事務所の加藤匡毅氏の言葉を思い出す。
「ケンゴは狂人じゃないからダメだ」
狂人:精神の平衡を失った人。
なるほど、確かに間近で見る超一流は、
寝ても覚めても仕事に狂っていた。
誰にも負けない情熱を注いで、そこから誇りを育てていた。
しかしこんなにてきとーな人間には、狂人になることは難しい。
そんなに仕事に時間をかけるなら、正直寝ていたい。
ぼーっと海でも眺めていたいし。
でもある時に思う。
プロとして半狂人くらいは目指してみようか。
***
コノビー半狂人ディレクター。
なんだろうそれは。
そもそもコノビー広告記事とは何なのか、まだ明確な答えが見つからない。
外に答えを探してみようか。
ディレクターとして接するクライアントは、
コノビーのことをどう思っているのだろう。
これはこの3ヶ月ちょっとで何となく思っていることがある。
あくまで広告記事に関しての話ではあるが、
「皆さんそんなに、コノビーの記事内容に期待していない。」
冷静にそれはそうだ。
子育て系のメディアってだいぶ増えてきてるし、
営業目標達成のための1メディアに過ぎない。
コノビーを選ぶ企業様の多くは、
自分たちのお客さんにしたい層に近い人たちが、
たくさんコノビーを見てるから、ということだろう。
結果として記事内容に関しては、とりあえず漫画で、
CTRに期待、となるのは自然な流れと感じる。
だからこそだ。
コノビー半狂人とは、その期待値を超えられるディレクターなのでは。
商品・サービスの新しい切り口をクライアントより考え抜き、
単なる商品紹介に終わらない読者の心が動くシナリオを書き、
デザイン上の色の調和や1pxのズレすら気持ち悪いと感じる、
そんな半狂人ディレクターになりたいなと思う。
あくまで半狂人なので、業務時間内での話かもしれませんが。
実際に、期待を超えたものが出せたなと感じる時は、
クライアントの熱量が一段上に上がるのを感じる。
その瞬間はなかなかに嬉しい。
***
何だか骨子も中身も何にも無い文章になってきた。
最近会った狂人の一人、
『夜空と交差する森の映画祭』仕掛け人の、
サトウダイスケさんの言葉が印象的だった。
「表向きなモチベーションは地域貢献だが、
裏向きは作家としての自己顕示欲を満たすため」
とても正直な言葉だなと感じた。
イベントをあくまで作品として捉え、
そこへの作家性に価値を見出す。
コノビー広告記事もある面それでいいと思う。
コノビーらしさは大切だが、
その中で自分らしい作家性を持つことはもっと大切。
なぜならコノビー後の自分の人生の方が、
きっとずっと長いから。
広告記事の一つ一つが自分の作品で、
一つ一つが今後の人生の名刺代わりになる。
そんな気持ちで、広告記事をつくろう。
そして編集者としてもディレクターとしても作家としても、
超一流の狂人にはなれない自分だからこそ、
それぞれの観点を半狂人として兼ね備えるような、
そんな掛け算の働き方をしていければいいのかなと思う。
ライターさんの力を引き出すことはもちろん、
自分でもテキストもデザインもビジュアルもつくることができる、
そんな作家的なディレクター、編集者を目指していければ。
つくること伝えることの双方で、作家性を出していければ。
ママのため、クライアントのため、コノビーのため、
それらはもちろん何よりも大事だけど全部を取るのは難しいから、
シンプルに作品的に記事の質に集中するのもありなのでは。
それがきっとコノビーのためになり、
ママのためになりクライアントのためになるはず。
記事の丁寧なつくりこみを理由に、
次回また出稿を決めていただけますように。
***
時刻は23時半をまわり、締め切りの時間が来てしまう。
何か皆さんに役立つことでも書ければと思ったのだけど、
もはやそんな綺麗事も言ってはいられない。
いくらてきとーでも、締め切りの時間は大事なのです。
いやもはやこんなギリギリに何言ってんだって感じかもしれないけど。
そういうことで、みなさま、良いメリークリスマスを笑
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