母校愛は高校がメイン?

母校愛は高校がメイン?
 
大学で部活をやって居た方、或いはスポーツ応援をやって居た方は大学への母校愛が強い人も居るだろうが、規模が大きいので、高校の方に母校愛を感じる人が多いのではないかと思う。特に東京以外の出身者はそうであろうと思う。これは大学と違い、住んでいる地域を共有(食物、言葉遣いなど)していること無関係ではないであろう。
かくいう自分も、通っているころは極めて母校愛は薄かったが、東京で母校の話が出ると急に愛校精神に目覚めたりする。従業員が1000人台の金融機関(外資と言えば外資系)に居た時、熊本の同じ高校出身者が6人もいることが分かり、東京に来てから初めて同窓会に参加していいものだと思った(高校の東京地区の同窓会組織あるが参加したことはない)。この同窓会は新橋の有薫酒蔵で開いた。全国の高校の「よせがきノート」があることで有名である。現在、3,200校以上のノートがある。
http://koukou-yosegaki.com/index.htm
 まだ見たことはないが、BSテレ東で「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑」という番組をやっていて、その内母校が出て来るのでないかと期待している。名門校といっても特に所謂進学校を対象としている訳でないようだ。流石にテレ東で目の付け所がいい。大学と違って高校だとネタ切れもない(視聴率さえよければ長寿番組に?)。
 
 さて、母校名は熊本県立熊本高校である。熊本高校内では「くまこう」というが、外部の人は「くまたか」という。甲子園に出る県立熊本工業を「くまこう」と呼ぶからである。同じことは、群馬の前橋高校、前橋工業、及び高崎高校と高崎工業などにもある。私が居た頃先輩で有名だったのは作家の木下順二だった。他に故細谷英二さん(JR東日本副社長⇒りそな銀行社長・りそなHD会長)もそうだ。全国で顔が一番知られているのはNHKの武田(たけた)アナか。女優の宮崎美子は大分(県立上野丘高校)からの転校生。私が通っていた頃は1学年で男子400名、女子100名という感じで男女混合クラスと男子クラスがあった。今は男子、女子200名程度なので男女混合クラスしかないのだろう。九州の県立高校であるにも関わらず、何故か一橋大学の合格者数で日本一になったことがある。
 
オマケの話:
今でこそ男女共学化が進んでいるが、東京以北の県立高校は保守的だったからか?男女別学が多かった(例えば浦和高校)。また、数字がつくところも多い(水戸一高、仙台一高など)。因みに九州は東西南北がつくところが割りと多い(長崎東、佐賀西など)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?