江戸切子製作体験

 
とある同好会(呼称「日本をもっと知りたい会」)で江戸切子製作体験の企画があり、江東区まで行ってきた。最寄り駅は都営新宿線「西大島」である。
流石にいきなりグラス等の難しいもものは作れないので、皿を先生=匠の指導/支援の下
作成した。先生は江戸切子の第一人者のようである。https://kiriko.co.jp/以下の写真の内、単独で写っているものが私のもの。匠が最終的な仕上げをして後日送ってもらうことになっている。
https://photos.app.goo.gl/QaqzvHjoHnBW5VcW6

 
伝統工芸品には興味を持っていて、日本伝統工芸品産業振興会が運営する「伝統工芸青山スクウェア」によく立ち寄っており、中でも江戸切子は、飲食店で切子のグラスで日本酒を飲むことが好きなこともあり特に関心があって、自分でも廉価なものを保有している。
切子の製作体験は不器用なので思うようにはできなかったものの、匠の強力なサポートのお陰でそれなりのものが出来たと思う。匠から「自分が見せたサンプルとは違うデザインに挑戦するのはとてもいいことだ」との有り難いコメントも頂いた。人間味溢れる匠の講話にも感じ入り、参加して非常に有意義であった。
 
以下は参考:
江戸切子は経済産業省が認定する伝統工芸品であるが、薩摩切子はそうなっていない。伝統工芸品産業振興協会に聞いたところ一旦途切れたからとのこと。江戸切子はクリアーで華やかで元々は一般庶民向け(江戸時代は今のようなカラーはなかった模様)。
一方、薩摩切子は贈答用で重厚(クリスタルが厚い)でぼかしが特徴。元から庶民向けではなく、現在も江戸切子よりずっと高価。
尚、東京都は伝統工芸品数で47都道府県の中で日本一である。江戸から続くものが多いからであろう。
<江戸切子と薩摩切子の違い>
https://japanesecrafts.com/blogs/news/satsuma-edokiriko?ls=ja&cache=false
https://shikinobi.com/kiriko_edo_satsuma

完成品






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