TVアニメ『古見さんはコミュ症です。』第3話『あがり症です。』感想

TVアニメ『古見さんはコミュ症です。』
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※今回の感想から原作漫画の展開を引用しています。
 原作未読の方はご注意下さい。

さて三話ですね。本誌の方が三年生になって、クラスメンバーが一新されましたが、そういう連中を全員集めたってオチはかなりのインパクトでした。あとこもれびちゃん入学おめでとう。ということで、さっそく第三話の感想行ってみましょう。

①上理さん初登場。本棚から話しかけたくて結果にらんでるみたいになってる古見さん、怖い怖い、それは怖いw 

②いやいやいやいや、トイレの前立ってるのも怖いってw

③怖さを怖さで上書きして、ついに言えた!ここ、本来は感動しそうなもんなんだけど、このシチュエーションだとそうはならないよなあ。。

④この、少し変われましたのところ。この漫画の真骨頂。ほんの小さな行動でも、それが誰かの支えになるっていう全編通してのコミュニケーションとは?みたいな部分。古見さんが起こしたほんのちいさな【友達になってほしい】といった行動が、上理さんのちょっとした変化のきっかけになったこと。それが上理さんには嬉しかった、それを古見さんに伝えた。これで、これだけで二人は友達になれるんです。

⑤って思ったら【あなたの犬】宣言で台無し感満載の上理さん。ほんとそういうところやぞ。

⑥携帯買ってもらった古見さんのところ、只野君、ここでモタモタ文字打ちしてる古見さんを待ってあげられるんだよなあ。こういう生活のリズムみたいなのにストレスや違和感を感じないってのが、相性ってやつなんでしょうね。

⑦電話番号を教えてもらう流れでちょっとためらう古見さん、後でネタばらしされますが、そうだよね、最初は彼のを教えて欲しいよねえ。こういうところ、自分のことになると途端にセンサー鈍る只野君。実は二年生の最後まで自分では気づけなかった、彼の唯一にして最大の欠点。自分に向けられている好意は気づけない、いや、あえて気づかないようにしているという感じか。この辺から地味~に表現されているんですよね。原作でのエピソード知った後で見ると地味にキツイなあ。

⑧上理さんGJ

⑨ここの【古見さんは神】のくだり、個人的にあんまり好きじゃなくって、結局これ、只野君くらいしか古見さんを一人のクラスメイトとして見てない証拠なんですよね...。二年生では古見さんから主張できるようになっていますが、一年生のころではそれもできず…と古見さん・只野君がクラス内で孤立しているように表現されていて、ちょっとしょんぼりしてしまうなあと。

⑩古見さん、話すときれいな声。もったいない。

⑪この頃のなじみ、古見さんに対してはちょっと遊び半分なので、トリックスターっぷりが際立つ。只野君身体を張っての空気読めないプレイに全米が泣いた。

ということで、一年次は古見さんのコミュ症っぷりの表現と、周りに理解者が少ないながらちょっとずつ友達を増やす流れがメイン。山井さんも含みでうまく流さないとしんどいんですが、なじみがトラブルメイカーになっていることでギリギリ緩和している節があって、早くキャラが増えてほしいところ。中々さん、早く来て山井さんを押さえろ! ということで、今回はこんな感じで。

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