【時間】

動画の編集やイベントの運営をしていると、時々普通に生活していては絶対に関わることのない人達と接する機会がある。

例えば、世界を舞台に活躍されている方や、元◯◯代表選手などと、連載中の人気マンガに本人役で出てた人とご一緒させていただくことがありました。

そういう時は、ここぞとばかりに宣伝させていただくのですが、地元で学生時代からの友人と飲み会などで一緒になると、色々できるといいね。俺にはそんな時間ないもんな〜。と言われるのですが…

実際、平常時の勤務はほぼ定時帰りですが、当直勤務なら、32時間拘束されますし、年間休日も100日そこそこです。時間は友人達とそこまで大きな差はないのです。

たまたま周りがドラマを見ている時間に動画を編集して、スマホで友人がゲームをしている間、打ち合わせをしていた。というくらいの違いはありません。

特段優れた能力があるわけではないので、コツコツやってきたことが、やっと少し形になったのかな。という程度の話なのです。

時間があるないではなく、何に使ったのかの差が人それぞれの物語になるのだと思います。
私は友人達よりは動画の編集ができたり、色々な横のつながりがあるかもしれませんが、友人から見たら、それが幸せそうには見えてはいないのだろうと思います。

私はたまたま動画を作って人に見てもらうのが楽しいのですが、友人は友達同士でスマホゲームをやっていた方が楽しいのです。

時間を何に使うのか、どう使うのかは人それぞれということですね。

時間は誰しもが平等に持つもの。
みたいなことをいつか言われた気がしますが、時間というのは流れる早さだけは皆に等しく流れているのでしょうが、価値は残酷なまでに不平等なのです。

みんなが、生まれてから命が尽きるまでの時間が等しいのであれば平等かもしれませんが、人がいつ命を落とすのかは分からないです。

残された時間が違えば、その人にとっての1秒の価値も当然代わります。そして、残りの時間を抜きにして考えても、やはり時間の価値には大きな差があるのです。

例えば弁護士さん。弁護士さんに何か相談をすると、安いところでも1時間1万円程度はとられるでしょう。
では、私が相談に乗る場合、同じように1万円という対価をいただけるでしょうか?
もちろんいただけないです。専門的な分野の相談でも、謝礼はファミレスのコーヒーとケーキくらいが妥当でしょう。

このように、同じ1時間だっとしても、個人の能力などに応じて時間の価値は変動しています。

また、僕の人としてもその価値は変動します。

本職の技術仕事なら、半日で9000円程度の請求ができます。ある時の動画系案件は金額換算すれば2日間で5万円程度の仕事でした。
プロモーション用のショートムービーは3時間程度の仕事で数千円です。

僕個人の価値も、分野毎にその価値は変動しています。

需要の有無、個人の技量、さまざまな要因で価値は変化してしまいますが、残された時間は減り続けていきます。
無駄遣いせずに、密度を高めて有効に使いたいものです。

ということで、快眠サプリメントをはじめました。コンビニなどで売っている物です。今のところ気持ちよく寝れています。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

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