フェーズ1 新卒期〜2ヶ月で退職、そしてニート
振り返りと記録を兼ねた社会人以降のストーリー
入社、そして退職。
新卒入社はカーディーラー。4月に新卒入社し、5月末で辞めた。立ったの2ヶ月。完全に逃げである。
まぁ思い起こせば、毎日のように新人イジメみたいなものはあったし、新人がみんな辞めるで有名な支店だったから7年前の新人が最も若手など、外的要因もあった。
けど、事実逃げた。
はっきりと自分の中で逃げたことを自覚しているから、後悔しているから、だからこそ今の自分があると思っている。失敗は若いうちにたくさん経験すべきだ。
過去は変えられない。変えられるのは解釈であり捉え方。無理やり前向きに考えるくらいしかできることはない。
そもそも就活をしてない
大学3年の終わり頃だろうか、とりあえず面接行ったら受かった。1社で就活終わり。
いわゆる合同説明会だとか、就活イベントみたいなものに1つも行かなかった。考えるのも、電車に乗るのも面倒だった。大学時代はとにかく堕落しており、酒、バイト、コンパ、麻雀ばかり。寝坊は常習でバイトをクビになったこともある。(謝罪して後に復帰したが。)
本業の大学もとりあえず卒業したという感じ。単位取りやすい授業チョイスして、卒論も書かずに卒業。堕落していたわりには時々読書はしていた。某大手自動車メーカーの創業者の本を読んで感銘を受け、その系列のディーラーを受けた。本を3冊くらい読んでたので、それらしい志望動機が言えて即内定。
会社がミスマッチなのは必然。というかこの頃の自分にマッチする会社など無かった。自分のウィルが皆無なのだから。逆に半端に良い会社に入社せずよかったと今は思える。早いうちに後悔できたから。
ニート経験
新卒会社を辞める時、相談できたのは親友だけで親には言えなかった。心配させたくないという一心で。退職時手元にあるのは現金20万円と家賃6.5万のアパート。先3ヶ月過ごせないことは馬鹿な自分でも理解できた。
転職活動したがこんなポンコツを拾ってくれる会社は無く、精神的にもボロボロになり1ヶ月で10キロやせた。食事は1日にご飯一膳だけ、おかずはふりかけのみ。寝る家はあれど、交友するお金も気持ちの余裕もなく孤独な日々を過ごした。
いわゆるニート生活。
経験して感じたのは、つらいのは空腹より孤独。誰かと話すと紛れるが、1人になった時の反動が大きく、あえて孤独を選ぶという負のスパイラル状態だった。
もう明日生きる光も見えない、地獄のような孤独との闘いだった。自由とは、時に最も苦しい環境だと思う。
それでも今思えばこれも良い経験だと思える。意図せずニートを経験できるというのはとてもレアな経験である。
フェーズ2へつづく