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#7 本屋B&Bに行ってきた

 先日、下北沢に新刊書店の本屋B&Bに行ってきた。
下北沢駅と世田谷代田駅のちょうど中間あたりにある本屋であり、「ビールが飲める本屋」「毎日イベントをやっている」としても有名な本屋である。(実際私が赴いた日は夜に某有名人のトークイベントがあった)

 私がこの書店を知ったきっかけとしては、ラッパー兼クリエイティブディレクターのTaitanさんがナビゲーターを務める「流通空論」で本屋B&Bを立ち上げたブックコーディネーターの内沼晋太郎さんがゲストとしてお話しされていた事がきっけだ。

その回の内容がとても興味深く、本は書き手と読み手だけの関係ではなく本を通して様々な繋がりがあるということを教えてくれた。じゃあその本屋を自分の目で見なれければと思い今回足を運んだカタチだ。

ストレスを感じない本屋

本屋B&Bに訪れてまず感じたのは丁度良い広さという感覚だった。
広すぎず狭すぎず。本の量と訪れた人の動線がしっかりと確保されており、不快感などが一切なかった。

更に店舗を回っていくと驚いたのが、陳列、平置きされている本のみで直ぐにどのジャンルのエリアなのか判断出来た事だ。

初めて行く本屋あるあるなのが、どのジャンルがどこに置かれているのか分からないという点。
大型書店では棚や頭上にジャンルが書かれているのでそれを頼りに探すが、小さい店舗や独立書店では陳列されている本屋を頼りに探す事になる。
B&Bではアート、音楽、文庫、自己啓発、哲学、本屋についてなど多種多様なジャンルの本が置かれていたがすぐにどのエリアか判断できたのでストレスフリーで本を探す事が出来た。

これがなぜなのかは正直分からない、、平置きされている本なのか何が理由なのか、
これは何度か通って紐解く必要がありそうだ。

独立書店ならではの本

今回私はB&Bで3冊本を購入したが、実の所どれも目当ての本ではなかった。
店舗に入り目に止まった。偶然出会った本だった。
主に新書を取り扱っているが、独立書店ならではのチョイスの本もかず多く存在した。
独立書店についての本や、B&Bに縁のある本。小説に関しても店に入ってまず目に入るのはカフカの短編集である。短編集というチョイスにセンスを感じる。

普段の大型書店では出会うことのない本。今話題の注目の本。これらが違和感なく混在しておりかつストレスフリーで快適に本を漁る事ができた。

今独立書店が各地に増えて行っている中、そのパイオニア的存在でもある本屋B&B。
普段から本をよく読む人、読まない人どちらも楽しんで本を探す事ができる空間である。是非とも一度は訪れて見て欲しい。

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