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学習の記録を取るだけで成績アップ!?

以前、毎日決まった時間に体重を測定し記録するだけでダイエットできるというのが流行した時期がありました。記録するだけというのは不思議な方法ですが、よく考えみれば、これはシンプルで実践しやすく、かつとても有益な方法だということに気が付きます。

記録を取ることは、目標管理、思考の整理に有効なのでしょう。簡単にできて、役に立つので、たくさんの人が取り入れてきたようです。私は学生時代にさまざまな分野で業績を残した人たちの日記やメモの類を興味を持って読んだことがあります。日記やメモの内容は、その人が興味を持っているあらゆる分野にわたるので、雑多な印象を受けますが、全体を通して行われていることは思いついたアイデアや達成したことを記録することです。フランクリン自伝を読むと、13の徳目というものを自分で定めて、毎日それを自己評価していたようですし、科学者、政治家、作家や画家のメモなどでも、同じテーマをいろいろなバージョンで作ってみるということが行われています。

記録を取る習慣は一朝一夕に身につくものではありません。表現力がないと、自分が作ったものが面白くありませんし、日々忙しいなかで自分の行ったことを思い出して記録するという悠長なことをしようとも思いません。しかし、この習慣が身についてしまえば、その楽しさ、有用性がわかって、書かないと生きていけないくらいになってしまうのです。

はじめは楽しく継続してこそ。やがて成果が見えてくるものです。

建文塾では、学習の記録を取ることを兼ねて、動画作品をYoutubeに投稿しています。一年後、二年後の変化が楽しみです。

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生徒の作品をYoutubeチャンネルに公開する取り組みについて|建文塾 #note https://note.com/kenbunjyuku/n/n854f2476ab12

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