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たんぽぽ

おはこんばんにちは、けんくんです。
このごろも色んなことをしています。
あいかわらずどことなく前向きに、やってます。
ふとなんとなく、日記を書きたくなりましたので、文章を書きます。

先日、ゲストハウスに遊びにきてくれる常連さんの友達に「けんくんってたんぽぽみたいだよね」って言われました。一瞬よくわからなかったけど、とりあえず可愛いことだけは伝わりました。

「どうしてたんぽぽ?」と聞いたところ、「けんくんって、たんぽぽの綿毛のように、風に乗って、どこかにに飛んでいって、たどり着いた先に、根を張って、花を咲かすので、たんぽぽに似てる。だからたんぽぽ」と返ってきました。かわいい。お姉さんめっさ酔ってんなーと気持ちと共に、なんか嬉しかったです。

僕は、基本的になにも考えていません。いつも考えごとはしているのですが、とはいえ搭載されているコマンドは「逃げる」もしくは「闘う」のに沢山くらいのもの。

いつも、なんとなくどこかにいって、ついた先でできることできるだけやりたいな、みたいな、感覚でボチボチと動く特性はありますが、これは、けして自分で望んだわけではない習性でもありますが、「たんぽぽみたいだよね」と楽しそうにお世話になっているお客さんに、面と向かってそう言われたときに、なんとなく少し誇らしい気持ちになれました。

たぶん、言葉を変えると

その物事の意味や解釈も少し変わるんだと思います。

なんとなく僕は、その言葉で、このままの自分で充分に誇らしいな、とそんな気持ちになれたのだと思います。おかげさまです。

話は変わりますが、

僕はギター弾きのボブディランがとても好きです。

『風に吹かれて』、『転がる石のように』などが彼の代表曲として挙げられます。

今となっては、ボブディランは、世界中で名の売れた代表的なシンガーさんですが、当時の売れる前の彼は、どちらかというと浮浪をしていた若者であると知ります。

僕は、なんとなく彼の曲を聴くと安心します。

小さい時からなんとなく好きです。

彼は、『風に吹かれて』で彼は「答えは風に吹かれてる」と歌っています。

僕はこの曲の詩がとても好きです。


僕も、人生に現れるさまざまな事情に意味を見出そうとして、捕らえようとしますが、人生の中で過ぎ去るそのもろもろは、風のようにどこへ吹かれて飛んでいき、掴もうとせど、いつも掴めません。

きっとこれまでもこれからも続くのだと思います。

代表曲のもう一つである、

「転がる石のように」にも好きや詩が一つあります。

『When you ain’t got nothing, you got nothing to lose
You’re invisible now, you’ve got no secrets to conceal

何にも無いって事は、何も失うものが無いのだから
あんたは今透明<社会から見放された存在>なんだ、あんたには隠さなきゃならない秘密も無い 』

なんとなく、僕は彼の「転がる石のように」のこの詩を聴くと安心します。僕にも、なにもありません、だけど、失うものもないです。透明なので、隠さないといけないものもないし、秘密もありません。

そのときどことなく、大切にすべきと思う物事を大切にして、『その時々の僕の今日』を生きてみてます。

すると不思議やことに、なにもないようで新しい何かがそこにあったりします。それを見つけたとき、心地良い気持ちがします。

またまた話は変わりますが、このまえ、ゲストハウスに長期宿泊して頂いている、わずか五万円でニューヨークに予定だった、毎日背中にスケボーを背負ったプログラマーのお兄さんに「何か新しいことをしたいんですよね。でも怖いんですよね」と聞いた際に「死なない程度のお金を持って、海外でも行ったらたぶんなんかしますよ。」と言われ、そうかもと思いました。

ゲストハウスに住み込んでくれているFXの収入にて生活する海外を渡り歩いて、ソマリアなどにもいき、「なんとなくここが心地良いと思った。」との理由で僕らが運営する宿にて生活を共にし、元気を与えてくれるくれるお兄さんと話してると「『なんとなく』で動ける余裕、いいなー」と思います。

ほかにも、ふらっと外から遊びに来て、毎日宿をピカピカにしてくれる、海外からきた、謎の多いクリスという若い青年と話していると、好きに生きていいんだなと感じるこのごろです。彼は日本語はまだあまり話せませんが、僕も英語はあまり話せません。手探りで、なんとなく彼と話していると日々悩みの種としている様々なものをすっ飛ばして話せている感覚で気楽です。

クリスに毎回日本語で「ありがとう」と伝えるとクリスはいつも「you welcome」と返してくれます。

必要最低限の言葉で、相手に感謝を伝えあっています。

僕は彼のことを外の人だとはとらえしませんし、

たぶんクリスもです。

たぶん彼にとって僕は「けん」という青年です。僕にとってもクリスは、「クリス」という青年です。

だから彼とのコミュニケーションはとても楽です。

クリスはクリス、僕は僕です。おしまい。

ゲストハウスへの出勤時、いつも夕方くらいになると、皆が放課後の学校のように楽しく談笑をしている時間があります。ゲストさん、スタッフ、常連さん、皆で何かを話しています。僕はそのみんなの会話を聞きながら、仕事をするのがとても好きです。

僕には、彼らがどんな背景や理由を持って、ここにきて、これからなにをするのか、僕には見当もつきませんが、彼らが、僕らに、インススパレーションや価値を与え、次へ進む理由を構築してくれるんだなという事だけしっています。

長くなりました。
世界中の多様な人達と沢山話す中で、少しずつ変化していく自分を感じる日々です。どうやら人と自分を比べることに意味はなさそうです。

好きな風に人生を描けば良いのかもしれません。

日本の外には、世界がありますね。世界は広いです。

なにが新しいことを始めたいと感じている、
そんな「たんぽぽ」でした。

皆さん今日も良い日を過ごしてね。

たんぽぽ

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