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0098 冬の沖縄旅❸ やちむん通り-再会ヤッチ&ムーンとぶくぶく茶

【旅ログ】
to 沖縄のやちむん通りの雰囲気を知りたい方
to 記憶の糸について考えていただける方

那覇をお散歩。平和通り商店街を後にしやちむん通りに。やちむんとは、沖縄の言葉で”焼き物”の意味とのこと。ここは、焼き物屋が軒を連ねる通り。

些細なうれしい事-記憶-ヤッチ&ムーン

その中の一軒。ヤッチ&ムーン。クマの子たちがモチーフとなっている独特のかわいらしい世界観の焼き物ギフトショップ(筆者評)。それにしても”ヤッチ&ムーン”…なんだろう。どこかで見たようなこのざわざわ感。と思いつつ入店。

建物外観。
クマの子がのぞいている。
写真撮りたい撮りたいになる。
クマの子サイズの出入り口。
世界観のこだわり。

可愛らしい焼き物が淡くなじみやすい色で並んでいる。ファンも多いらしい。納得。ざわざわ感を思い出す。”ヤッチ&ムーン”……記憶の細い糸が少し発光し、なんとなくFaceBookに保管した写真をあさった。あった。9月に日帰り観光した鎌倉。なんかかわいらしい小さなお店があるなと思って撮った写真がこちら。

鎌倉にて
鎌倉にて

ヤッチ&ムーンの鎌倉出張所。なにげなく歩いていたときに、ふらっと撮った写真だ。お店の画像の記憶が頭に残っていて、記憶の糸を手繰り寄せることができた瞬間だった。

このこと自体、他の人から見たら”なんだ、そんなことか。よくあることだ”となると思う。今回は、それでも、改めて言葉に。記憶の糸とはなんなのか?思い出したときにこの心に働く高揚感やうれしい気持ち。このことに、私たちはもっと注目してもいいんじゃないか。そんなことを考えました。

少し嬉しげに、店員さんにも話してしまった。なんとなく分かち合っていただいた。そして会話が弾む拡がる。この話に崇高で美しい結論はない。人生の中で、当たり前に起きることでも、そこをもう少し深く掘ってみたくなった。そう思えたこと自体も嬉しかった。という話でした。

ぶくぶく茶をたしなむ

やちむん通りをゆったり歩く。どこからか、玄米を煎るような香ばしい香りが。匂いに誘われて”うちなー茶屋ぶくぶく”へ。ぶくぶく茶をたしなむ。

外観
ぶくぶく茶…沖縄県で飲まれる振り茶。煎り米を煮だした湯と茶湯を混ぜて泡立て、その泡を茶湯と赤飯の上に盛って飲む。特徴的な泡が、名称の由来。
wikipedia
これが、ぶくぶく茶
昔の人は、あえて、泡を鼻につけ、お互い笑い合ってうちとけていたという。すばらしい歴史あるお茶。泡立てるためには、硬水が適しているらしい。
ちょっとそれっぽくやっめいただく。
気さくな店員さんたち。

ぶくぶく茶は、16世紀にその原型ができたそう。今ではその歴史より、フォトジェニックが注目されてしまいそうな素敵なビジュアルとネーミング。ただ入り口はそれでいいと思う。歴史ある無形の文化を後世につないでいくことが大切。人が関わってこそつながるタスキだと思いました。

やちむん通りコレクション

その他可愛らしい店のご紹介。追加予定

次は、復興半ばの首里城へ。

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