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シュミレーション

自分のことをそれなりのゲーム好きと自負してて、RPGとシュミレーションについてならそれなりに語れる自信があるんだけど今日はそのシュミレーションゲームからお題を。

育成、まちづくり、戦争など一口にシュミレーションと言ってもその種類は多岐にわたる。僕はというとこの中でもまちづくりに目がない。有名所だと『シムシティ』とかそういうの。
ほとんど明確なゴールはなくて、ひたすらお店や住居、公的機関などを誘致し、住人の不満(「病院が近所にほしいわ!」とか言われる。)を解決しながら自分好みに街を作っていく。これだけ聞いたらなにが面白いのか理解されなさそうだけど、自分の住みたい街を1本の道路から作れるとしたらわくわくしてこないだろうか。

でもたまに恐ろしく感じる時がある。
誘致してきた家屋も吹き出る不満もいわばプログラムされたもの。好きなように道路を引いて住人に言われたとおりに解決していけば満足度は上昇していく。これはゲームだから。作る僕らは自由だ。


本当にそうだろうか。実は僕らもこのゲームのように画面の中のプログラムされた存在で(「ここに道路を引け」「ここに交番を立てろ」)というコマンドを実行されているのかもしれない。僕らが宇宙と呼んでいるのはテレビの液晶の中で、その外には知らないナニカが僕らを操作しているのかもしれない。

この世はめちゃくちゃ細かい仕様のシュミレーションゲームで僕があの時醤油ラーメンにしようと思ってたけど注文の寸前で塩ラーメンをしたのは自分の意志とかじゃなくて誰かが指定したコマンドなだけかもしれないと。

まぁだからといってそれに逆らったりとかはできっこないからすぐこの厨二病みたいな考えは忘れちゃうんだけど。
こんな話、むかし世にも奇妙な物語とかにもあったなぁ。それに影響されてるのかも。

でも自分が考えてることが自分の思考じゃなかったら超面白いなぁとかも思うのです。この文章もナニカに命令されて書いているわけだし。
あ、もちろんこれを読んでくれたあなたもね。

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