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マンガでラクに楽しく読めて、かつインテリぶれる文学作品

こんにちは。知的好奇心は旺盛だけど読書は嫌いなTatsuyaです。この記事では、本だととっつきにくいけど、マンガで読むことでラクに楽しめて、かつ友人・知人にインテリぶることができる文学作品を紹介します。

第ニ弾としてご紹介するのは”我が闘争”です。


“我が闘争”は、アドルフ・ヒトラーによって1925年と1926年に出版された自伝的な書籍です。この本では、彼の政治理念とナチス党の将来についての計画が語られています。この本は、ヒトラーの反ユダヤ主義、民族主義、そして彼の理想とする国家のビジョンを表していると広く考えられています。多くの国で、その内容と影響のために出版が禁止されたり、制限されています。(出版禁止や制限になる理由は読んでいただければわかると思いますので、ネタバレ防止含めて割愛します)

“我が闘争”の見どころは、なんといってもヒトラーの演説力です。ユダヤ人とアーリア人という対立構造を作りだすことで、多くの国民にヒトラーの歪んだストーリーをわかりやすく伝え、ナチズムに対して多くの国民の支持を得ました。現代に置き換えるとアメリカ前大統領トランプ氏のやり口に近いものがあります。

最近、以下の書籍など境界知能の方の生きづらさ等がクローズアップされていますが、人は知能にばらつきがあり、多くの平均以下の人たちは文章を理解できなかったり複雑なロジックを理解できなかったりするようです。そこにおいて、このユダヤ人とアーリア人といった二元の対立は理解しやすい構造なんですよね。内と外、我々とアイツら、みたいな感じです。


以降ナチズムはアウシュビッツ刑務所など悲劇につながり、現代ではタブー視されていたり狂気の沙汰ではないといった見方が冷静になされています。しかし、当時のドイツ人の多くはヒトラーを支持したわけです。人間は本当に怖いと感じさせられる一冊になります。

一度読んでみてはいかがでしょうか?

ちなみに、、、
“我が闘争”を文庫本で読むと時間がかかります。我が闘争』は約780,000文字ありますので、読むのみ20時間以上かかると思われます。加えて、その複雑な内容と歴史的背景を考慮に入れると、理解と消化にもっと時間が必要になるかもしれません。

しかし、マンガ版であれば15〜30分で読めます。私はせっかちなので15分で読みました。

たった15分で震えそうな恐怖感をリアルに感じられ、ヒトラーの我が闘争を読んだぜ!ってインテリブレるなんて、なんてコスパとタイパのいい余暇の過ごし方でしょうか?

ぜひお試しください。

以上、Tatsuyaでした。

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