エプソムカップ　函館スプリントS　2023　～追い切り回顧～

横山武史騎手と横山和生騎手がそれぞれの地で重賞勝利という結果となった。

兄弟で同日重賞制覇は初ということで、横山家にとって特別な日になったのではないかと。

横山典弘騎手も3着と馬券内に来ているので親子での同日重賞制覇も、そう遠くない未来に実現しそうだ。

それぞれの重賞を振り返っていこう。

エプソムカップ

横山和生騎手とのコンビで重賞初制覇を飾ったジャスティンカフェ。

逃げるルージュエヴァイユとマテンロウスカイを、後方から末脚一気で差し切った。

差し切ったジャスティンカフェも凄かったが、早めから先団で逃げていたルージュエヴァイユの脚も見事だった。

東京の長い直線を見事に粘って2着を勝ち取った。

改めて追い切りを振り返ってみると、2着を取れた理由がわかる気がする。

追い切りからこういったところをしっかり見抜けるようにしていきたい。

重賞にもなればどの馬もしっかり仕上げてきているが何かしら不安要素やプラス要素があるはずだ。

追い切り見解からジャスティンカフェとマテンロウスカイはマイナス評価で見てしまっていた。

追い切りから馬券の軸にしたのが、ヤマニンサルバム。

6着ではあったが、上がり3F35.2といまいちな結果となってしまった。

人気より着順は上位であったので反省しつつ、少しだけ見れていたと思っておくことにしよう。

函館スプリントS

函館競馬場では弟の横山武史騎手がキミワクイーンでこちらも重賞初制覇を飾った。

上がり3F34.4の1位のタイムで駆け抜けた。

上がり最速が意味するように後方からぶち抜く競馬をした。

スプリント戦で好調だったのに、追い切り時に鞍上のゴーサインに対して反応が悪いかなと思い、評価を下げてしまった。

ここは何度も追い切りを振り返ってみたいと思った。

追い切りから馬券にしたのが、ヴィズサクセス。

後方から馬群にハマってしまい、掛かり気味となり失速してしまった。

展開に恵まれなかった競馬になってしまい、悔しい結果となってしまった。

トウシンマカオは追い切り評価を上げていたのに、軸にしきれなかったのが痛手だった。

ジュビリーヘッドに至っては併せ馬に対してコーナーでの動きがいまいちだったため切ってしまった。

直線でのキレは良かったが、1200ｍでもたついてしまったら厳しいのではないかと思ってしまった。

レースでは展開を上手くついて逃げての2着となった。

展開予想は紙一重なのでこういうことは起こりえるだろう。

追い切りの様子からそういったことも合わせて考えられるようにしていきたい。