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なんでもない日のなんでもない日記4 デンタルフロス


歯磨きをしてると奥歯の隙間に青のりが付いていたので、いつものようにデンタルフロスを使って取ろうとするがなかなか取れない。"あれ、これ穴じゃね?"と新たな虫歯が発見されました。

少し早いが2019年を一文字で表すなら"治"である。理由はそのままで自分の体から生活の隅々まで整頓し、治していくという年であった。無論、今もその最中である。
「治す」ということは同時に壊れていたことを意味する。生活を正すために、自炊環境を整えたり曲がっている背中を治すために姿勢矯正に通い始めたり。その中でも今年は特に歯が弱くて既に4本治療し、何本かは銀歯というものすごく不便で時代遅れで甲斐性のない物質にされた。昔はほとんど虫歯になったことなんてなかったのに大学に入ってから、急激に増えた。原因はマジで自分でもわからない。一人暮らしを始めてからはそれまで以上に体には気を使うようになったし、歯磨きはより入念になった。なんなら今では歯を磨いた後、デンタルフロス、仕上げにデンタルリンスまでしている。一体どこに抜け目があるというのか、本当に勘弁してほしい。
僕の虫歯で厄介なのが、ほとんど全く痛みがないということだ。前回の虫歯治療も実は偶然発見されたもので、虫歯とは全然関係無い所が痛みを発していて、その診察に行った時に多数の虫歯が発見された。奴らは気づかぬ間に増殖し、僕がのうのうとアイスを食べたりしてる間に忍びのごとくひっそりと僕の歯に穴を開けていたのだ。一体なんの恨みがあってこんな性格の悪い女子の嫌がらせのような虫歯を作るのだろうか。


銀歯が増えてからというものの本当の自分の歯が恋しくて仕方ない。そして何より白色でないのが不愉快である。もしも今、大金が手に入ったら全ての歯をホワイトニングした上で銀歯をインプラントに差替えたい。残ったお金は顎髭の永久脱毛に使う。
みんな自分の体、それから自分の歯は大切にしていこうな。