コイン商グレーディングと第三者鑑定機関グレーディングの比較

最近PCGSやNGCなど、第三者鑑定機関による鑑定済みコインがすっかり一般的になってきました。

コイン商が主催するオークションのラインナップを見ても、体感的に半分以上はスラブ入りでしょうか。同種のコインであってもスラブ入りのほうが落札価格は伸びる傾向にあります。

なるべく低予算でコインを入手するために裸コインを入手して自分でグレーディングに出すという手が考えられます。とはいえ、ヤフオクやメルカリで裸コインを買うのはリスクが高いので、ちゃんとしたコイン商から購入すべきでしょう。

ただ、そこで問題になるのは、
「はたしてコイン商の独自グレーディングはどこまでアテになるんだろう?」
という点です。
コイン商が「未使用」と評価しているから買ったのに、いざグレーディングに出してみたらMS60すら行かなかったとか、ましてやDetail評価になってしまった、というのでは目も当てられません。

本記事では、私がこれまでコイン商から購入した裸コインを第三者機関にグレーディングに出した結果を紹介し、各コイン商の独自グレーディングと比較してどうなのか、まとめてみました。

もちろん第三者鑑定機関のグレーディングにもコイン商のグレーディングにも多少のブレは有るので絶対的な指標とはなりませんが、コイン商選びの参考情報の1つにはなると思います。

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