きいてみて3
中高生の(に限らず、若い)コントラバス弾きのみんなに、聴いて・見てほしい曲とか。【その3】
週に一度くらいアップできるといいな、となんとなく思っています。何曜日何時とか決められない(「忙しくて」ではなく、性格的に…)。
3回目の今日は、室内楽ひとつとオーケストラの曲ひとつ。巻末におまけつき。
S.プロコフィエフ:五重奏曲
これを書いている今日(4/23)は、たまたまプロコフィエフの誕生日なので、思いついて紹介。
パッとみて思うでしょ、なんて変わった楽器編成(Ob-Cl-Vn-Va-Cb)。なかなか機会がなくて弾いたことなかったんだけど、思い切ってオケの仲間に声をかけてみたら快諾してくれて、演奏会で弾くことができました(もうおととしか…)。実現できてよかったー。
ただ、変わってるのは単に編成だけではなく、音楽のキャラクタ自体なかなかいかつくて、弾くのは難しかったのでした(;'∀')。
↑ YouTubeでこういう楽譜が進む動画よく見かけるね。実際に役に立つかどうかは別にして、楽しめるかな。
IMSLPにも(前回お話ししましたね)この曲の楽譜はありますが、なんだか著作権のこといろいろ書いてあるので、リンクはつけないでおきますね。もしもダウンロードしたいと思ったら、先生に相談してみてね(先生すみません、責任転嫁)。
次は、超有名曲。
L.v.ベートーヴェン:交響曲第5番
「クラシックといえば、まずこの曲」…の1楽章はもちろんだけど、コントラバス弾きとしてはいわゆる「スケルツォ」3楽章(ラトルの演奏では16′55″)、とりわけ中間部(いわゆる「トリオ」)(18′42″)を聴いて弾いて。
…この曲は、もうあふれるほどYouTubeにあるので、お好みのを探してくださいな。 もうひとつ ↓。
↑ F.ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ。作曲された当時のスタイルの楽器(復元したもの含む)で演奏してます。楽器そのものはもちろん、演奏のスタイルも、みんなにはあまりなじみがないと思います(ピッチも違うんだ)。だいたいこんな楽器、どこの店で買ったらいいのかわからないもんね(笑)。
それなのになんで紹介したかというと…私が、こういうスタイルが好きなので。単にそれだけ。( ´ー`)/。
3楽章アタマ→19′10″ 中間部→21′00″
楽譜は、ここにあります。スコアもパート譜も。
みんなにIMSLPに慣れてほしいので、初期サービスとして(笑)パート譜貼っておきますね。
T.オズボーン:The Pink Elephant
今日はなんだか硬い曲を並べてしまったという後悔も少しあって、最後におまけとしてコントラバスだけのアンサンブルを。
もしかしたら、聴いたことある?弾いたことあったりして。
↑画面の縦横比、どうやったら合わせられるのか、知ってたら教えてー。
↑ この大合奏、最初に見たときビックリするやら笑う(微笑ましい、という意味です)やら。
楽しいし、なかなかかっこいいし、バスらしいし、いい曲でしょ。楽譜も比較的手に入りやすい。オズボーンのアンサンブル曲、他にもいろいろいいのがあるよ。
コントラバスだけのアンサンブルも、また違う機会にたくさん紹介したいと思っています。もちろん今日のプロコフィエフのように、他の楽器とのアンサンブルの曲も。
アンサンブルコンテストの時期とか、たびたび思うのです。コントラバス入った曲、もっといろいろできたらいいのになあ!…と。
今回は、ここまで。
次は、何を書こうかなあ。曲紹介だけではなく、もっといろいろ書けるといいんだけどね。できるかなあ。