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ここ最近の新譜をMVと共に振り返る。〜2017年冬の陣〜

元々のミステリー好きが高じて、未読・未見の作品のネタバレ部分だけを読みあさるという行為に最近ハマっています、ケンイチです。


・・・いや、全然高じてねぇな。むしろ軽んじてる。

でもこの暴挙の裏には快楽に似た背徳感が潜んでいて、「俺、めっちゃもったいないことしてるな」って思いながらもつい読み進めちゃうんですよね。詳しいあらすじや解説もセットで記してくれているサイトが見つかった際には飛び上がるほど嬉しいんだなこれが。


この気持ち、分かりますか?


ミステリー業界のためにも、共感してくれる人がいないことを祈ります。

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さて、いよいよ今週末、「WARBANG」第2回開催でございます〜。前回のワーバンからもう1年が経つなんてにわかに信じられませんが、自分たちなりにあれこれ準備してきました。

今回は何と言っても、DJを構えているという点がデカいなと。アーティストのファンだけでなく、音楽のファンにも楽しんでもらうなら、DJタイムは避けて通れないな〜と昔から思っています。無論、日本語押しなので、お越し頂いた際はラウンジ・スペースにもぜひお立ち寄り下さいませ!

詳細ページはこちら→http://utalabo.com/warbang2017

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はい、では今日の本題。

ここ最近、新しめの曲をあまりイジれていなかったので、今日は気になったもの、ピンと来たものをMVと共にいくつかピックアップしていこうと思います。「ワーバン」も近いので、この記事で何となーくでもモチベーションを高めて頂けると嬉しゅうございます!


・三浦大知「EXCITE」

祝!オリコン週間1位。JBS時代も含め、長らく大知フィーバーに沸いてきた自分にとっては、本当に感慨深い出来事でした。パッと聴いた感じ、変化球の色が強かったりもするんだけど、タイアップとの連携もあって、彼の新しい可能性が勢いよく開けることになりました。めでたし。ちなみに超余談ですが、この曲を初めて耳にした瞬間、ISSAのこの曲を思い出した件。仮面ライダーのテーマソングにおけるめくるめくスピード感には歴史があったのです。

・大塚愛「私」

木10ドラマ「嫌われる勇気」の主題歌。ここ数年の彼女は、志向するダンス・ミュージックをじっくりと煮詰めた上で世に送り出すというマニアックなスタイル。まさにこの曲同様、自分らしく生きていくのだという確たる決意がまぶしい。(でも何だかんだ言って、さくらんぼもプラネタリウムもhappy daysも捨て難いよ)

Suchmos 「A.G.I.T.」

大ヒット中のアルバムを飾るリード曲。それまでのソウル的解釈から、よりロックなエモーションへと舵を切った内容ですが、これが見事に功を奏しています。YONCEの男前な覚醒ぶりに拍手。

EXILE THE SECOND「SUPER FLY」

80年代の娯楽映画の一幕を観ているかのようなレトロなMVも印象に残るニューシングル。いま、初代J Soul Brothersの血をもっとも忠実に受け継いるのは彼らなのではないでしょうか。アルバムも楽しみ。

清水翔太「FIRE」

ワイルドな心意気と現行R&Bの所作を一段と押し進めた意欲作。MVではタイトルにちなみ、火炎効果を大胆に使用。女性ダンサーが踊る場面はシーアを彷彿とさせますね。

Happiness「REWIND」

ロッキッシュに荒ぶる、E-girlsの攻め担当。テイストは移り変われど、彼女たちのブリンブリンな感じはかなり刺さる。

ゴスペラーズ「Fly me to the disco ball」

「月がミラーボールだったら・・・」というロマンティックなテーマが何とも彼ららしい。一聴しただけでは拍が掴みづらい変則ビートしかり、重鎮ならではの”ひねり”が炸裂しています。

電気グルーヴ「トロピカル・ラヴ」

シュールな1シーン映像にまず興味をそそられました。ほとんどインストですが、やはり狂気じみたセンスを感じる。

chay 「恋のはじまりはいつも突然に」

すっかりお馴染みとなった胸キュン歌謡路線。下地となっている70年代の歌謡曲は、今流行りのディスコ・サウンドにも重なるグルーヴとあって、病み付き度MAX。そしてMVが”ものっそい”かわいい。

Little Glee Monster「Catch Me If You Can」

先月リリースされた2ndアルバムの中でも特に気に入っていた楽曲が、ライブ映像として発表されました。全英語詞をヌルっと歌っちゃう驚異のヴォーカル力に脱帽。

RED DIAMOND DOGS「Stand By Me」

前作「First Liners」から打って変わって、こちらはアコースティックを主体にしたしっとり系ナンバー。こういうシンプルな曲を耳にするたび、ATSUSHIの絶対的なカリスマ性を確信するんだよなあ。

宇多田ヒカル「忘却 featuring KOHH」

随分と乗り遅れましたが、この曲のMVも解禁されましたね。撮影ディレクターは、Suchmosやyayhelなどの作品を手がけてきたKento Yamada。この人の作品、先鋭的だし美しいしで惚れ惚れする。

Def Will 「Winding Road」

小室哲哉がプロデュースしていることでも話題の5人組。エモさ溢れる曲調や独特なリズムで畳みかける譜割りなど、TK節がこれでもかと炸裂。彼が若いエネルギーと密に融合していく様は、半・小室世代としてちょっと泣ける。

そう言えば最近、YouTubeが「YouTube Music Foundry」と題して、新人アーティストのオリジナルライブ動画を発表し始めました。Def Willも、その内の1組として参加しています。

この「YouTube Music Foundry」、なかなか鋭い人選でして、”歌”に重点を置いているアーティストの素質や個性をじっくりと味わえるようになっています。たとえば、RIRIの歌う「COLOR ME」。生き生きとした彼女から放たれるきめ細やかな抑揚が凄い。

こちらは、新人アーティストLILAが歌う「FLY」。まだリリースを行っていない完全にニューフェイスなようですが、ひとつひとつのアクションが優雅で、なかなかの注目株。

先日メジャーデビューを果たした佐藤広大の「Diamond Dust」。あえてこちらの曲を歌っていることにグッとくる人も多いのではないでしょうか。

そして、ムカタイこと向井太一の名曲「SLOW DOWN」。ピンと張っているのにデリケート、そんな彼のグルーヴが如実に発揮された一本。せっかくなので、機会があればバンドVer.でも聴いてみたい。


以上、映像と共に送る新譜チェックでした。2月、3月と注目リリースが続くので、引き続き楽しみです。そして、この記事をご覧頂いている皆さん、おそらく嗜好にドンピシャだと思うので、2月18日にはぜひワーバンへ!

http://utalabo.com/

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